ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのBGMが作業用に向いてた

これまでに人生で2度プレイしたゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(以下BOW)。
一度目は「こんなのゼルダじゃねぇw」と30分で投げ、最近やった二度目は雷の矢を取ろうとしたら何度やってもライネルに殺られて精神が死んだのでコントローラーをそっと置いた。そんなゲームです。

「パズルのように答えを探すこと=ゼルダ」と認識していた自分にとって、トライアンドエラー前提の難易度で作られているBOWはイマイチ肌に合わなかった感じでした。それはゼルダの仕事じゃなくてマリオの役割だろと

世間では名作の名を欲しいままにしているBOWですが、この通り自分はどうも相性が良くないようで、なんだか人生損してる感じがします。

世界観ゲー

ところで。

BGMが最高にステキなんですよこのゲーム。というより、世界を歩いている雰囲気がとても良かった。世界に住んでる知的生命体が明らかに少ない。まるで世界に最終戦争が起きてたまたま冷凍保存されてた自分が1人地球を彷徨う的な、藤子不二雄や手塚治虫辺りが喜んで描いてそうな世界観なんです。

「滅びた世界」「文明を感じない世界」をBGMが的確に表現していて、ずっと聴いていられます。アーシャのアトリエの世界をもう一発滅ぼしてみたぐらいの荒廃レベルな世界と曲。

少ない音数で静かに流れる曲の中に、時々ゼルダ伝統のメロディがささやかに混ざってくるのがまたいいんですよね。

 

一番好きなゼルダBOWのBGM動画

前置きが長くなりました。YouTubeに多く転がってるゼルダBOWのBGM集動画の中では、↓の動画が一番気に入りました。

なんとなく、他のBGM集と比べて静かに聴いていられる感があったので。何でかはわかりませんが。

 

もう少しゼルダBOWの話を

紹介するものは紹介したので、もう少しBOWの中身の話を。

2度めのプレイでは、神獣を1匹開放するところまで行きました。風の神獣です。
風の神獣に関係する民族との交流、少しずつ思い出されるリンクの100年前の記憶、ボスと友人の因縁、神秘的な神獣の内部探索、後味のスッキリしたエピソードの終わり方。

ステキですよ、ほんとに。
神獣に侵入して中を探索する辺りはラピュタを彷彿とさせる感じでした。ダンジョンのボスは、その存在がストーリーとがっちりつながっていて、戦う理由も良かった。
使命を達成するために障害を取り除くテンプレ勇者っぽい理由だけでなく、そこにリンクの記憶が絡んだ私怨もバリバリ入ってきます。プレイヤーが感情的になって戦えるように良い演出してくれるんですよね。

 

ここまで書いてて思った。自分はもう少しBOWをプレイした方がいいんじゃないだろうか。
2体目に選んだ水の神獣も、きっとステキなエピソードのはずなんですよ。ぶん投げたコントローラーをもう一度拾って続きやるべきなのかもなぁ。

 

多分アレです。自分は昔っからスパイ・アクションとか潜入任務とか、そういうのが大っきらいなんですよ。見つからないように足音立てずにタイミングはかってそろーりそろり…

苦手なんですよこれ。

正面から乗り込んでいって物理で押して殴り合いたい。スカイリムもドラクエ10もオブリビオンもタクティクスオウガも常にそうやってきた。

タクティクスオウガなんてテラーナイト7人並べて横一列で行進してましたし。古代ギリシャのファランクスのように。

スカイリムは盗賊の家に乗り込むときは正面玄関からたのもー!ですし、ドラクエ10はいつも戦士かパラディンで壁役務めてきました。FF14もタンク一択。そんな人生なんです。

盗賊任務はすっごい苦手でムズムズしてイライラして途中で岩陰から躍り出て「やっぱ戦うぜ」としたくなるのですが、ゼルダBOWのステキな世界を味わうためには、時にはガマンも必要なのかもしれません。

 

何を語っているのかわからなくなってきましたが、ゲームの感想というものはこんなものでしょう。ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドは音楽がとてもステキ。世界観も素晴らしい。本当に素晴らしい。

色々なものを我慢しながらプレイする価値はあると思いますよ。武器が壊れるのはいい加減にしてくれと思いますが。

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