ストラテラ体験談シリーズその⑦です。
やむを得ずストラテラを2週間断薬した後、ようやく再び飲み始めることができました。
この記事では、ストラテラが少なくなったのに通院が叶わない時の対処法、そして中断したストラテラを安全に再開する方法について、かかりつけ医師から聞いた説明を紹介します。
ストラテラの数が足りなくなった時の対処法
忘れてしまったり都合がつかなかったりで通院を逃しストラテラをもらい損ねた際の対処法です。
ストラテラの服用量を減らして日数を稼ぐ
ストラテラの残量が次の通院日までもたないことが事前にわかった場合、1日の服用量を減らすことで対応します。
例えば1日に朝夜の2回飲んでいた場合、服用は朝の1回のみとして夜は服用しないようにします。
【注意】ストラテラを完全に断薬した日を作らないようにする
大切なのは、「ストラテラを全く飲まなかった日」を作らないようにすることです。
ストラテラは継続して服用することで効果を出す薬です。
なので、完全に断薬した期間ができてしまうと、また薬を体に慣らすところから始めなければなりません。
そうなると当然副作用も出てきます。
それ以上に、ストラテラが完全に抜けてしまうと何より日常生活に支障が出てきてしまいますよね。
通院が難しい場合はストラテラを多めに処方してもらう
ストラテラは医師に事情を説明すれば、多めに処方してもらうことができます。
まぁ、大体の薬はそうですよね。
この薬の場合は中断期間ができることを避けたい類の薬ですし、何より飲んでいる人間が筋金入りの忘れん坊です。
スケジュールが破綻することは簡単に想像できてしまいます。
(なんか言ってて自分で悲しくなりますが)
なので、不安のある方はストラテラを多めに処方してもらうことを相談しましょう。
自分の場合は、遠方から通っていることと平日の通院が不可能なことから1ヶ月分のストラテラを処方してもらうことになりました。
ストラテラ服用を安全に再開するための方法
やむを得ずストラテラを完全に断薬してしまった方は、服用を再開する際に以下のことに注意するといいとのことです。
ストラテラ服用は少量から始める
初めてストラテラを服用した時のように、少量から再開してください。
自分はこれまで80mg(朝夕1カプセルずつ)服用していましたが、通院の都合がつかず2週間の中断期間を作ってしまいました。
ようやく都合をつけて訪ねたクリニックで医師から聞いたアドバイスは、
[chat face=”man1″ name=”医師” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]「まずは1週間程度40mgで様子を見ましょう」[/chat]
というものでした。
体の中にストラテラが無い状態で急に80mgを服用するのはできれば避けてほしいそうです。
副作用を見ながらストラテラ服用量を増やす
服用を少量から再開したら、副作用の有無を体感でチェックしつつ段階をふんで飲む量を増やしてください。
完全に中断した状態からストラテラ服用を再開すると、副作用が出るケースが多いそうです。
初めてストラテラを飲んだ時に副作用がキツく出た方は、同じような状態になるかもしれませんね。
まとめ「ストラテラは完全な断薬状態をできるだけ避ける」
- ストラテラの完全な断薬は避ける
- 足りなくなりそうな時は服用量を減らして長持ちさせる
- 万が一断薬した場合は再び少量から体に慣らしていく
ストラテラのやむを得ない断薬はあまり珍しくない話のようで、かかりつけの医師は対応を丁寧に説明してくれました。
いつも優しいんですよこの先生。
メンタルクリニックの先生って大体そんな感じなんでしょうかね。
通院や服用を忘れてしまった方は、上記の方法を参考にしながら早めにかかりつけ医に相談してみてください。
↓その後の体験談はまとめ記事の最下部に書きました。