旅行中に2歳児を自分で歩かせる方法

2歳児と一緒に歩いてどっか行くってシチュエーション、よ〜〜くあると思うんです。結構苦行ですよね。あっち行ったりこっち行ったり、座り込んだり「抱っこ」希望が来たり。

どうにかならないかなぁと思いつつも、結局は「早く育ってくれ」との一心で耐え忍ぶしかない。そう思ってたんです。

で、見つけたんですよ。解決法↓

幼児用のキャリーケースを持たせてみたところ、羽田空港での移動がめっちゃ楽になりました。

ぐずることもなく、違う方向へ走っていくこともなく。「おいでー」と声を掛けるとニコニコでキャリーケースを引っ張ってついてくる2歳児。

常々悩んでいた幼児連れ移動問題がウソのように解決しました。

自己有用感、真似の楽しさ

実はこれ、嫁には止められてたんですよ。「荷物になっちゃわない?」って。でも狙いがあったんであえて持って行きました。

狙いの1つ目は自己有用感。子供って何か簡単な仕事を持たせると心が大人びると思ってます。実際小学校低学年の学級経営では一人一人に小さな役割持たせて日々ちょびっとずつ成功体験得させたりしますからね。

狙いの2つ目はマネの楽しさ。大人がみんなキャリーケースひいて歩いてる。だったら自分もキャリーケースひいてみたい。その感情に応えてやろうと思ったんです。

育児してるとわかるんですが、子供ってとにかく親の真似真似真似なんですよね。楽しいんですよ、親の真似が。親に限らず、周囲の大人の真似というのが楽しくてやってみたくて仕方のない生き物なんです。

真似するのはキャリーケースだけじゃなく

真似の話の続きを。

子供が真似するのはキャリーケースだけじゃないです。キャリーケースをひいている大人たちは走ったり寝転がったりしませんよね?

それを見ている子供たちも、当然走ったり寝転がったりしなくなるんです。実際うちの2歳児はかなりの長時間、真人間を貫きました。

それほどまでに子供たちは大人の姿から生きるすべを学び取ろうとしています。普段から子供に全てを見て学ばれていると思うとゾッとしますが…

最後は泣いた

順調に進んだ羽田空港内移動でしたが、結局最後は泣いて転がりました。

理由は「眠気」。いくら大人になった気分でいても、結局は2歳児。ネムネムにはかないませんね。

とは言えキャリーケース作戦は大成功。幼児を連れて歩くときには、キャリーケースでも小さなリュックでもお人形さん用ベビーカーでも、何か持たせてあげると捗るかもしれませんよ。おすすめです。

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