卵焼きの作り方。1歳児が好む甘い味付けを目指し料理初心者父が挑戦

アラサー男子が人生初の卵焼きに挑戦しました。目的は1歳4ヶ月の赤ちゃんに食べさせるため。なんとか写真を撮りながら作業を進めることができたので、作り方をここに記録として残しておきます。

合わせて、卵焼きがいかに子育て家庭に幸せをもたらすのかについても主張させてください。

卵焼きの作り方

嫁から教わった手順とコツを写真と文章で紹介します。

目玉焼きやスクランブルエッグと比べると色々面倒ですが、家族のために頑張りましょう。

① 卵2個を溶き、砂糖小さじ2杯、塩少々を加える

卵焼きの作り方1

まずは卵2個を溶きます。そして味付けのために砂糖小さじ2杯と塩少々を加えます。

出ました「少々」!

「少々」とか「適量」なんかのワードは即死ワードですね。えげつない言葉です。

具体化しましょう。今回、自分は塩を「ひとつまみ」いれました。親指と人差し指でつまめる程度の量です。

 

② 卵焼き器を火にかけ、バター1かけらを溶かす

卵焼きの作り方2

卵焼き器を火にかけます。火加減は最初は強火、バターが溶ける程度まで卵焼き器が熱せられたらすぐに中火にするのがいいです。

で、バターの量ですよね。わかりますよその悩み。「1かけら」とか即死ワードですよね。

バター1かけらの大きさですが、自分は今回20mm×20mm×6mm程度の大きさだったと思います。それで美味しく作ることができました。

玄人に言わせれば「そんなの大体でいいんだよ!」とバカにされそうですが、こっちは必死です。この情報は絶対役に立つ!自分は徹底的に具体化していきますよ。

バターが溶けてかたまりが見えなくなったら次へ進みましょう。

 

③ 溶いてあった卵を半分入れ、卵焼き器全体にのばす

卵焼きの作り方3

①で溶いておいた卵を卵焼き器に「半分」入れます。

卵は液状なので勝手に伸びますが、一応焼き器を動かしてまんべんなく卵を広げてください。

やがて卵が固まってくるので、写真のようにヘラで卵を持ち上げて畳んでいきましょう。自分がこの作業を始めたのは卵投入後30秒経った頃だったと思います。

 

④卵をたたみ終わったら、残りの卵を流し込んで③をもう一度行う

写真を撮れませんでした。文章のみですがなんとかイメージしてくださいね。

卵をたたみ終わったら、空いているスペースに残りの液状卵を全て流し込みます。

先ほどと同じように卵が固まり始めるので、また卵を畳んでいきます。

既に畳んである側をスタートにして、続きを進めるように畳んでいきます。

 

⑤ 火を弱火にして畳んだ卵に熱を通す

卵焼きの作り方4

焼き加減調整パートです。

たたみ終わった卵をもう少し熱してあげましょう。

この時、火加減は弱火がいいです。

卵焼きに限らず、焦がすか焦がさないかの瀬戸際でまだ熱を浸透させたい時は弱火です。料理本を選ぶ時は、手順だけが書かれたものよりもその作業を行う根拠も合わせて説明されているものがいいですね。応用が利くようになりますから。

自分は最初の向きで30秒、ひっくり返して30秒火を通しました。

これで無事完成です。やったぜ!

 

1歳児が好む卵焼きの味付け

我が家で食べさせている卵焼きはバターと砂糖で味付けをしています。

1歳児とバター

バターは栄養価が高いですよね。昔は太るとか言われていましたが、現在は良質な脂肪はむしろ必須であるという考え方が主流ですので問題なし。太る原因は砂糖と間食です。

 

1歳児と砂糖

砂糖はさすがに慎重になりますよね。砂糖を入れればそりゃ美味しい。子供だって当然食べる。

でも砂糖の味を覚えさせると砂糖しか食べなくなってしまうんじゃないか?そう思う方は多いと思います。

個人的な意見になりますが、卵焼きの味付けに使う程度の砂糖であれば良いんじゃないかなと考えます。その結果卵焼きばかり食べるようになったら…

良いじゃないですか、卵焼きばっか食べる感じでも。おやつから砂糖を覚え、おやつばっかり食べられるのは考えものですが、卵焼き=美味しいものって認識されるのは別に問題ないんじゃないかと思います。

素人目線の感想でした。

 

あえて1才児相手に卵焼きにするメリットとは

自分は今まで卵焼きを作ろうとしませんでした。

理由は「面倒だから」。

卵の栄養を摂取しようと思えば、もっと簡単な手段があります。

例えばめだま焼きは卵焼きよりも遥かに簡単に作ることができますし、何なら卵かけご飯でもいいわけです。

では、そんな面倒な卵焼きをわざわざ作るメリットって一体何なのか?

それは「赤ちゃん用の食べ物に適している」ことです。

卵焼きであれば、まだフォークやはしを使えない赤ちゃんでも自分の力で食べることができるんですよ。

 

1才児向けには卵焼きがぴったり

卵の栄養価はとても高いので、アレルギーの心配がない限り是非赤ちゃんに毎日食べさせたい。

どのように卵を赤ちゃんに食べさせようかと考えた時、最も適している手段が「卵焼き」です。

手づかみで食べれてベトベトしない卵焼きは、赤ちゃんとその家族に以下のメリットをもたらします。

  • 自分の意思で食べることによって得られる赤ちゃんの満足感
  • 物を掴むことによる指先の感覚の発達
  • 固形でベタベタしていないことから服が汚れない
  • 赤ちゃんが食べている間家族の時間的負担が軽減される

 

いいことづくめですね。

卵焼きは卵料理の中でも比較的作る手間がかかりますが、お家に赤ちゃんがいる方にとってはその手間をかける意義は十分にあります。

 

まとめ

卵焼きは作るのに手間はかかりますが、赤ちゃんと家族に幸せをもたらす素敵な料理です。

この文章を読んでいる方のなかに普段料理をしないお父さんがいたら、是非一度朝の時間に卵焼きを作ってみてください。家族みんなの笑顔が今よりちょっとだけ増えることうけあいです。

 

↓いま一番欲しい家電。料理という仕事から「加熱」の工程をほとんど奪ってしまうのだそうな。欲しい。