ストラテラの服用にかかる費用についてまとめました。
また、その費用を減額する方法についても紹介しています。
これからストラテラの服用を考えている方に読んでいただければと思います。
ストラテラを1日80mg服用する場合の費用
筆者は現在ストラテラを1日に80mg飲んでいます。朝40mg、夜40mgです。
1日80mgのストラテラを30日分処方してもらう場合、代金は9000円弱。診察代と合わせると10000円を超える金額です。
皆さんご承知の通り、ストラテラの服用量は人によって違います。
成人の場合、40mg、80mg、120mgのいずれかで飲むケースが多いと思います。
ストラテラは基本的に1カプセル40mgのものを使いますので、1日に飲むカプセルの数に比例して費用も変わっていくことになりますね。
自立支援医療制度で3割負担を1割負担に減らせる
ストラテラの処方には自立支援医療制度が適用されます。
自立支援医療制度を利用することで、通常3割負担の費用を1割に減らすことができます。
上で挙げた9000円弱が1割負担に減ると約3000円弱。
ストラテラは長期間飲み続ける薬なので、毎月の経済的負担を大きく減らすことができますね。
※自立支援医療制度の医療負担額には収入に応じた上限があります
自立支援医療制度を使う方法
自立支援医療制度の申請は各市町村の役所で行います。
まずは住んでいる自治体の役所の窓口へ行って、自立支援医療制度を新規で申請したいと相談すると良いでしょう。
自立支援医療制度には診断書が必要
役所の窓口では、幾つか用意する書類が必要だと説明されます。
その内容は自治体によって多少違いがあるかもしれませんが、間違いなく必要になるものが「診断書」です。
診断書はいつもストラテラを処方してくれているかかりつけの医師に書いてもらってください。
診断書は有料です。1万円には満たないと思いますが、5000円は超えてくるでしょう。
東京都では自立支援医療の負担額が0円になるケースも
東京都で自立支援医療制度を実際に使用した際、負担額が0円になりました。
理由と合わせて別記事で説明しました。
まとめ「ストラテラは値段が高い薬。自立支援医療で費用をおさえよう」
- 80mg×30日間=9000円弱
- 自立支援法の利用で3000弱に抑えられる
- 自立支援法の申請には診断が必要
ADHDの症状に悩む方にとって、ストラテラは効果が期待できる薬です。
実際、筆者自身もストラテラの薬効に助けられているところが多々あります。
長く付き合う薬ですので、自立支援医療制度を使えそうな場合は積極的に活用してくださいね。
見通しやお金の話、苦手だとは思いますが…(経験者談)