樺沢紫苑著「ブレインメンタル強化大全」感想【睡眠編】

江別の蔦屋書店に樺沢紫苑の新刊が平積みされていたので手にとって読んでみました。

これです。

いい刺激を受けることができたのですが、何せ自分はこの手の本を読むとそれで満足して終わる残念な性分。

そうなってしまわないよう自分に釘を刺す目的で書評を書きます。

自分にとってかなり刺激の多い本でした。なので睡眠と運動の2回に分けて書いていこうと思います。

今回は睡眠編ということで。

本を手にとったきっかけ

樺沢紫苑さんの書く本や情報発信はもともと好み。本屋の新刊コーナーに平積みされていたこの本はすぐ目に入りました。

さっそく手にとって目次を見てみると…内容が今の自分の悩みにピッタリ当てはまったんです。

自分はだいぶ前から睡眠にトラブルを抱えています。

日中にひどく眠たくなるんですよ。

朝の寝起きも良くないですし、睡眠時間が短いのも自覚してます。

どこかで「睡眠をしっかり改善したいな」という気持ちは持っていました。

なので、この本を読むことが自分の生活習慣、睡眠を変えるきっかけになるのではと思ったんです。

そんなわけで熟読することに決定。じっくりとページをめくっていきました。

 

本から学んだこと「睡眠編」

睡眠不足の定義とリスク、そして目指すべき方向を知ることができました。

6時間は睡眠不足

望ましいのは良質な睡眠を7時間とのこと。

睡眠時間が6時間では足りないのだそうです。

そして時間が足りてても質が悪ければやはりダメ。

本にはその根拠が研究成果を引用するような形で書かれてましたがここでは省略。

深夜1時に寝て翌朝6時に起きる自分のような生活は最悪もいいとこでした。当たり前か。

 

睡眠不足がもたらすリスク

  • 病気
  • 寿命
  • 日中のパフォーマンス
  • 肥満
  • 認知症

睡眠不足がもたらす体への悪影響、わかっちゃいましたが厳しいものばかりですね。

そしてこれらは40歳50歳から一気に生活習慣病として現れるとのこと。

若いノリで睡眠時間を削る行為は、将来の自分から健康を前借りしているようなものなんだとか。

 

徹夜明け仕事酔っぱらい仕事と同類

6時間睡眠を続けた状態での仕事は、徹夜明けでする仕事と同等のパフォーマンスになってしまうのだそうです。

もしくは酒を飲みながらの仕事と同じ程度。

6時間睡眠を続けると、日に日にパフォーマンスが落ちていって、一週間が経つ頃にはそんな状態になってしまうというわけ。

自分は仕事のできる人間だとは全く思っていませんが、どうやらその理由の一つは睡眠だったのかもしれません…

 

睡眠不足は太る

睡眠不足になると太る。

理由は食欲を抑えられなくなるから。

体内のホルモンがそういう状態になってしまうから。

これはもう…ここまで読んだ時点で「絶対に睡眠改善してやる!」って決意しましたね。ほんと。

ホルモンレベルで崩れていては、目の前のオヤツを意志力で抑え込むなんぞできるわけがなかったんです。

 

睡眠の質を下げている要因いろいろ

睡眠に近い時間帯での…

  • 強い光(スマホ!!)
  • 飲酒
  • 興奮する趣味(ゲームテレビ等)
  • 食事

これは書かれていた一部。

睡眠の質を下げる様々な要因とその根拠が一つ一つ丁寧に解説されていました。

この中で自分がやっちゃってる生活習慣、ありましたよ。色々ありました。

一つ一つの要因が重なっていって、睡眠の質の低下につながるんですね。

 

睡眠の質と量を改善すべき

「まずは睡眠を1時間伸ばしてみようね」

とメッセージ的な書かれ方がされていました。

生活習慣を改善し、睡眠の質を整えたうえで睡眠時間を7時間確保できれば人生変わりそうです。

 

自分の行動に起こしたい変化

本を読んだら何か一つでも行動変えましょう。

というわけですぐに取り組みたいことを書き出します。

7時間寝る

7時間睡眠。そのために11時に布団に入ろうと思います。

朝は6時に起きたいので。

 

朝散歩をする

朝起きたら家の周りを30分ぐらい歩く。できるだけ速く。

これで目がしっかりと醒め、その日の夜の睡眠の質も向上するのだそうです。

 

コーヒーを14時以降飲まない

コーヒーは14時まで。夜は飲まない。

仕事帰りのセブンコーヒーが習慣化していましたが、やめます。

これは睡眠の質を上げるため。

体の中のカフェインが消えるにはそれぐらい時間がかかるのだそうです。

 

睡眠アプリを使ってみる

スマホアプリで何かいい睡眠アプリを探してみようと思います。

精度的にはApple Watchつけるのが最善なんでしょうが、そんなの買うお金はどこにもないので。

今持ってるもので始めましょ。

 

眠りの3,4時間前から食べない

案外食べちゃうんですよね。

夕飯を最後に、きっちり夜食を絶とうと思います。

 

その他感想

決して睡眠改善だけの本ではありません。

睡眠はあくまで第一章。他にも運動や食事など様々な角度から生活改善できるよう章立てされています。

どの項も結論&根拠の形でわかりやすくかつ納得できる形で書かれていて読みやすい。

 

兎にも角にも、この手の本は読んだ後に何かしら行動につなげないと意味がないので、さっそく書き出した生活改善を始めていきましょ。

色々と行動を起こしたい気分にさせてくれる良い本でした。

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