- 教員の仕事をスムーズに進めたい
- アツい授業がしたい
- 優しい先生になりたい
- 悩みをもつ子に手を差し伸べられるようになりたい
- 面白い先生ポジションを狙っている
これらは全て本が叶えてくれます。
自分に必要な本に出会うきっかけの場としてこのページを作りました。
ここで紹介した本は、かつて自分が教員だった頃に出会い助けられてきた本です。
荒れない学級経営ができる教師を目指す本
必要なのは知識と技術です
向山洋一全集より。お金が許すならばこの一冊だけじゃなく全部読むといいです。
新品でも古本でも何でもいいので。
向山洋一率いるTOSSの手法は賛否両論ありますが、意見をもつのは中身を知ってからです。
まっさらな状態の新卒教員が教師の仕事を一から学ぼうと思った場合、このシリーズが一番ためになると思っています。
何を隠そう自分もこの本に育てられた一人。
自分はその後仮説実験授業に流れていきましたが、20代前半で教師としての土台を作ってくれたのは間違いなくこの本でした。
優しい先生になれる本
数字で語らない教育を学ぶことができるのほほん系雑誌
毎月刊行されています。
一貫しているのは全体主義や管理主義、同調圧力といった学校教育のもつ負の側面を真っ向から否定していること。
基本的には仮説実験授業の雑誌ですが、仮説に興味のない人であってもこの雑誌から得るものは間違いなく多いです。
体を楽にして気軽に読める文章が多いですよ。
勉強というより月に一度の楽しみのような感覚で読んでください。
特におすすめしたいのがバックナンバーの記事。
2010年9月号に掲載されている山路正英先生の「しあわせになりたい」。
教員であっても教員以外の方であっても、この文章を読めば何か心に響くものがあると思います。自分はこの文章を読み終わった時、無意識に涙を流していました。
Amazonに中古があればいいのですが、そうでなくてもどうにか探し出して一度読んでほしいです。
理解し、共に考え、ほどよい距離で見守る
どうして問題行動を起こしてしまうのか。そこに込められたメッセージは何なのか。
共に考えて、子どもの口から答えを出せるよう支えます。
一度答えが出れば、あとはほどよい距離で見守る理解者として支援するのみ。
うまくいったら2人でこっそり喜ぶんです。
↓特別好きな本なのでもう少し詳しく紹介記事を書きました。
発達障害を理解したい先生へ
特別支援教育の雑誌が出ています
毎月刊行されている発達障害児への対応に特化した雑誌です。
購読するのであれば、800円近く払って紙媒体で買うよりも、楽天マガジンでの購読が良いですよ。
月額380円で200種類以上の雑誌が発売日から読み放題になるサービスです。
その200種類の中に何故かこの実践障害児教育が含まれていて本当に助かります。
楽天マガジン公式サイト:楽天マガジン
発達障害当事者の苦悩を知る
ちょっとおふざけな内容ですが、ADHDに対する理解をシンプルに深めることができます。
知っていると知らないとでは、子どもにかける言葉も全く違うものになるでしょう。
教室での具体的な対応をイメージしてみる
ケースを一つ一つ想像していくことで、いつの間にか自分で考えて応用できるようになります。子どもの苦労を想像してあげてください。
授業の腕を磨くための教育書
まずは全教科に関わる微細技術について知ろう
目線、声質、言葉選び、間。
教員の技術とは伝える技術です。
伝える技術を学べば教員の全ての仕事に応用が利きます。
音楽の授業はピアノが弾けなくても大丈夫
音楽や体育はもっている知識の量で劇的に授業が変わります。
ピアノが弾けなくても音楽の授業はバッチリできます。
子どもが飽きずに心から音楽を楽しめる授業のやり方が具体的に書かれた本です。
体育嫌いを生み出す原因は配慮の無い授業
子どもが運動を嫌いになる瞬間。それは体育の授業です。
「がんばれ」「たくさん練習したらできる」
それでは運動嫌いは減りません。
体育の授業には指示、システム、時間管理、知識と、求められる授業力がぎっしり詰まっています。
そういう意味では学級の行く末は体育次第なのかもしれません。
仮説実験授業、知っていますか?
授業の値打ちは子どもが決める。
楽しくてわからない授業はつまらなくてわかる授業に勝る。
教室中が議論に熱中して実験結果に大歓声をあげる授業がそこにはあります。
仮説実験授業はTOSSと違い技法や教材を大々的には公開していません。
入門書や雑誌「たのしい授業」から各地のサークルにつながることができますので、興味のある方は門を叩いてみるといいでしょう。
雰囲気は「たのしい授業」で掴めます。
肩の力を抜いて参加できる団体ですよ。
子ども達を楽しませたい
みんなで楽しくものづくり
「たのしい授業」に掲載されたものづくり記事を中心に単行本化したもの。
2018年5月現在では9巻まで刊行中。
工作や実験、料理やおもちゃなど、子どもと一緒に楽しめるアイデアがたっぷりつまった「面白い先生のバイブル」です。
教師は子どもを楽しませる方法を100個知ってて一人前。
「ものづくりハンドブック」紹介。子供との遊びのアイデアが満載
ペーパーチャレランで教室は確実に熱中モードに
こちらはTOSS系列。
シンプルなシステムがもたらす熱狂空間は一度味わうと病みつきになります。
ある程度人数のいる学級の方が向いていますが、複式学級で実践した時もしっかり子ども達は熱中できました。
長時間の自習向け。楽しくて家に持ち帰る子も
仮説実験授業系列。漢字の色塗りです。
マジメにやると45分全部使います。
これがなかなか楽しいようで、家庭学習だと言って家に持って帰っちゃう子もいました。
読書→実践の繰り返しで教師は成長します
教員時代に世話になった本を必死に思い出しながら紹介しました。
教育書にはバイク一台買えるぐらいのお金をかけていたので、まだ良い本が絶対あったはず。
思い出したらこのページに追記していきます。
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