保育園への送迎は共働き家庭の大きな負担の一つ。
自分は都市部住まいで自家用車を持っていないので、毎日自転車に子どもを乗せて送迎しています。
さて、いざ自転車での送迎をしてみると、
「こういうところがキツいなぁ」
「自転車買った瞬間にタイムスリップできたらアレを選ぶのに!」
みたいな気付きが色々と出てきました。
そこで今回は「保育園送迎と自転車」というテーマで自分が知ったこと気づいたことを語ることにします。
保育園送迎用「子ども乗せ自転車」とは?
こんな自転車、街中で見たことはありませんか?
こういう自転車を「子ども乗せ自転車」と言います。
自分も保育園送迎をするようになって初めて名前と存在を知りました。
子どもを乗せての安全な走行に特化したこの自転車について、使った感想を3つ語ります。
タイヤが小さい
子ども乗せ自転車は見ての通りタイヤが小さめです。
小さなタイヤのメリットは、
- 自転車全体の高さが低くなりバランスがとりやすい
- 車高が低いので子どもをシートに乗せやすい
- 小回りが利く
という3点だと感じました。
この小さいタイヤについてあれこれ調べてみると、
「タイヤが小さいと発進がしやすい」
というメリットも紹介されていましたが、自分はそこはあまり感じられませんでしたね。
まー普通の発進だな〜という感覚です。
大きなかご
保育園の送迎に自転車を使うのであれば、大きなカゴは必須です。
保育園バッグ(着替えやタオル、連絡帳等を入れる)は毎日このカゴに入れますし、
通勤ついでの送迎であれば仕事用のカバンもここに入れますね。
そして時にはオムツ一袋も入れる。
長女の通っている保育園はオムツを園に一袋預け、そこから使ってもらうシステムをとっています。
なので預けているオムツが切れそうになると、家から保育園までオムツ一袋を持って行かなければなりません。
それも当然自転車のカゴに突っ込んで持っていきます。
というわけで保育園送迎用の自転車にカゴは必須。できるだけ大きいカゴが良いです。
子ども乗せ自転車はほとんどのモデルでカゴが大きく設計されています。
子ども用のシート
F1カーのようなシートです。
実際このシートがお値段的に高くつくわけですが、お金をかけただけの性能はありました。
我が家の長女がこのイスに初めて座ったのは1歳8か月。まだ自分の力で歩くことがままならなかった頃です。
そんな長女でも、体がぐらついたり落ちそうになったりすることは一度もありませんでした。
体の前にあるバーを掴んでみたり、後ろのゆったりとしたシートに背中を預けてみたり。長女はいつも楽しそうに自転車生活を楽しんでいます。
最初の頃は夫婦二人ですごく心配したものですが、今の子ども乗せ自転車というものはよくできていますね。安心して乗せています。
子ども乗せ自転車に電動アシストは必要?
子ども乗せ自転車には電動アシスト自転車とそうでないものがあります。
電動アシスト自転車を買おうとすると、そのお値段は非アシスト車のおよそ4倍近く!
我が家はその値段の差にビビって電動アシスト機能のついていない自転車を選んだのですが…
電動アシスト自転車をおすすめします
皆さんがもしこの先子ども乗せ自転車を買うとしたら、ぜひぜひ電動アシスト自転車を選んでください。
理由は一つ。
子ども乗せ自転車はめちゃくちゃ疲れるんです。
自分は普段から自転車を趣味にしていて、ロードバイクであちこち冒険するような生活をしている人間です。
気が付けば30半ばになりましたが、まだまだ体は動きます。
それでも疲れます。
というのも、子ども乗せ自転車ってとにかく重いんですよ。
特に後ろに子どもを乗せた時の重さは尋常ではありません。
全身で力を入れて、よいしょおおおお!とペダルを漕ぐ感覚です。
保育園の送迎は毎日続きます。数年間続きます。
これは仕事のパフォーマンスにも関わる話。
悪いこと言わないので電動アシスト選んだ方がいいですよ。
いやほんとに。
【追記】電動アシスト子ども乗せ自転車買いました!感想書きました
最初にこの記事を書いてから半年後、嫁がパチスロで大当たりしたお金で電動アシスト子乗せ自転車を書いました。
いや素晴らしいですよこの体験。育児の苦労が1つ完璧に吹き飛びました。
感想というか感動を別の記事に起こしたので、電動アシスト子乗せ自転車に興味がある方は合わせて読んでみてください。
保育園送迎用自転車と一緒に買ったもの
子供用ヘルメット
自転車屋さんで子ども乗せ自転車と一緒にヘルメットを買いました。
子ども乗せ自転車はシートがしっかりしているとはいえ、何が起こるかわかりません。
それこそ自転車ごと横転することも一回はあるでしょうし、交通事故に巻き込まれることもありえます。
そんな時、シートにベルトで固定されている子どもは受け身をとることすらできません。
なので、近い距離であってもヘルメットは必ずつけています。
ちなみに我が家が買ったのはこれ。可愛いです。
自転車用ミラー
都会ではミラーが無いと死にます。
自転車は基本的に車道を走るんですが、関東の中央線沿線にあるこの街は車道が狭い!
そしてその狭い車道を自動車と自転車と歩行者がどうにか共存しながら移動しています。
更にはギリギリのラインで保たれているその環境を、じいちゃんばあちゃんがルール無視で縦横無尽に動き回ります。
この地獄のような環境を生き抜くためにはミラーは必須。
田舎で快適に自転車に乗っている人はミラーなしでもいいと思うんですが、「この街は危険地帯だな」と思う人はミラーつけたほうがいいですよ。
自分は札幌市の出身ですが、東京の道路事情はマジで怖いです。
できれば自動車も運転したくありません。
まとめ
- 子ども乗せ自転車は電動アシストがオススメ
- 大きいカゴ、バックミラーは便利
- ヘルメット必須。固定された子どもは受け身がとれない
田舎で車生活をしていた頃は縁のない話でしたが、実際に子どもを自転車に乗せる生活を始めてみると、子ども乗せ自転車の世界の奥深さに気付きます。
余談を1つ。自分は男なんでどうでもいいんですが、保育園のママ達は自転車のブランドとか気にしてキャーキャーやってます。何か違うんかねそれ?
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