幼児の集団を熱狂に引きずり込む絵本です。
『えんそくねこねこ』
(長野ヒデ子 ひさかたチャイルド 2021年)
ページをめくればライブ会場
表紙をめくると、いきなり楽譜が書かれています。
「こんなメロディで歌ってね~」
という作者からのメッセージです。
メロディは「い~と~まきまき」。簡単です。
その後、ページをめくるたび、ほぼ毎回このメロディで歌うんです。
えんそくねこねこ えんそくねこねこ…
はじめのうちは読み聞かせをする大人が一人で。
えんそくねこねこ えんそくねこねこ…
やがて聞いてる子どもたちも歌い始めます。
やがてライブ会場のような謎の一体感が生まれ、幼児達が大合唱するように。
対象年齢
簡単な内容なので、下は結構低い年齢でも大丈夫だと思います。
上は小学校1年生でも案外いけます。2年生はどうかな~。
たのしい空気を作りたいときに
部屋に常備しておき、楽しい雰囲気がほしいときに取り出せるようにすると色々と助かります。
本に向かって便利っていうのも変な感じですが、「便利な本」ですよ。
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