カレーパンだ。を食べに4歳児連れて狸小路行ってきた

前々から気になってた狸小路のカレーパン屋「カレーパンだ。」に行ってきました。並んでから買うまでの話とか4歳児に食わせてみたレポとかしてみます。

4連休の月曜日、午前の狸小路へ

カレーパンだ。の開店は11時。それに合わせてJR学園都市線→JR札幌駅→地下歩行空間→ポールタウン→狸小路4丁目と一家3人で移動しました。札駅から狸小路までは結構な距離を歩きましたが、子供を乗せられるタイプのキャリーケースを持ってきたので楽チン。

↑平らな地面の移動では最強の使い勝手。心からオススメ。

 

狸小路4丁目に着いたのはたしか10時45分頃。ごった返してはいなかったけど、それなりに人は歩いてる。

ポールタウンからの出口で狸小路に上がると、もうそこには行列が見えてました。人数は10人ぐらい。店の前に数組。残りは道の真ん中に列を作ってました。とりあえず家族3人でそこに並ぶ。

 

並んだ場所からはこんな感じで見えてたカレーパンだ。あまり目立ちません。ですが何せ行列ができるので見つけるのは簡単。

 

隣は堕落の園。普通に住み着いてめっちゃしゃぶ葉行きまくりたい。

 

カレーパンだ開店。動き出した行列。そして購入

11時。いよいよ行列が動き始めました。回転がめっちゃ早いです。そりゃそうだ。メニューも2種類だから迷いがないし、テイクアウトだから席の空き待ちもないし。待つのが苦手な人も試しに並んでみりゃいいと思います。あっという間ですよ。

↑動き出した列。三角コーンの左から入り、買い終わったら右から出てくる。

 

↑店の直前まで来るとこの看板に出会える。迷う余地のないメニュー。この辺から店内に流れる洗脳ソングが聞こえ始める。「カレーパンだ。カレーパンだ。」4歳児は次の日になっても歌い続けてる。洗脳。

 

↑スタジアムで異様なオーラを放っていたトレーニングウェア。会場で「あれはなんだ?」とファン達の脳に浮かばせた時点でこの店の繁盛は決まっていた気がする。商売上手。

 

並んでいる間、面白かったですよ。狸小路4丁目の通りを行き交う人達がほぼ全員行列と店に視線を向けるんです。で、カレーパンだ。の話題をさらりと喋っていく。ものすごい注目度でした。

狸小路に行列を作るってのはこう言うことなんですねぇ。変に派手な店構えを作らなくても、行列で話題性を一度作ってしまえば、あとは狸小路のファン達が口コミを広めていく。よくできてます。

並んでてちょっと楽しかった。ドヤ顔でタピオカ屋に並ぶ人々の気持ちがちょっとわかりました。

 

いざ実食。黒カレーの感想

近くのベンチに座り、さっそくカレーパンを食べてみました。茶色い紙が「黒」。白い紙が「赤」。4歳児に赤を渡し、自分と嫁様は黒を食う。


↑これは茶色い包装紙の黒カレー。店の前のベンチに座って食ってるもんだからめっちゃ目立つ。人間広告塔。サンドイッチマン。

 

パンが美味しいんですよ。揚げドーナツ風の食感と風味なんですが、「これパンだけで良くね?」と思えちゃうぐらいに味わい深いです。きっと謎の名前の系列店達のパンもこのレベルの美味しさなんでしょう。

カレー部分はほどよい辛さ。食べた瞬間口が燃え上がるような辛さは全くないです。上品なカレーの味とその味を邪魔しない程度の辛さ。そして大きな肉が時々入ってます。

よくあるオーソドックスなカレーパンなんですが、パンが美味しくカレーも上品。オーソドックスの最上位みたいな感覚のカレーパンでした。全て食べた後、ほんのりと口の中に辛さが残ります。上品な辛さ。

 

4歳児が赤カレーにかぶりついてる

で、ふと隣を見ると、うちの4歳児がやたら集中してパンにがっついてるんですよ。

赤カレーはどうやら4歳児でも食べられる辛さだったようで。

 

「ここまでバクバク食べてるってことは相当美味しいのか!?」

気になってちょっと一口赤カレーをかじらせてもらいました。

これは美味い!

オーソドックスなカレーだった黒と違い、赤のカレールーはものすごく変わり種。オリジナリティ溢れる味わいでした。辛さは無し。自分も嫁様もすっかり赤カレーが気に入ってしまいました。我が家評価では完全に赤カレーの勝ちです。

なんとなく、ラッキーピエロのカレーの味を思い出してました。

 

深夜、ヘルシオでカレーパンを温めてみる

この日買ったのは黒2、赤3。そのうち赤2つは現地では食べずに家に持って帰ってきていました。4歳児は当然そんなことは知らず。子供が寝静まった深夜に夫婦で赤カレーを食ってみました。

我が家最強の家電、ヘルシオ登場。今回は試しに「パンあたため」を使ってカレーパンを再生してみることに。ヘルシオはほんと家庭の加熱を進化させます。我が家のIHコンロは作業台と化してます。

 

デデーン。過熱水蒸気の力を受け、さっくりとした手触りのカレーパンが出てきました。

 

感想。昼に店の前で4歳児のをかじらせてもらった赤カレーとはちょっと違った味だった気がします。「あれ?もっとうまかったよね?」と2人で同じ感想持ちました。

違うのはカレールーの味ですね。嫁様曰く、ルーまで熱がしっかり通らなかったんじゃないか?と言う予想。自分もそんな気がします。

たぶんですが、パンあたためではなく、「サックリあたため」を使うべきだったのかもしれません。揚げ物やフライドポテトなんかをできたて状態に再生してくれるコースです。

今度カレーパンだ。のカレーパンを温め直す時は「サックリあたため」でいきます。ヘルシオは最強家電なのでこうやって経験値を貯めてヘルシオ使いレベルをアップさせていきたい。

 

狸小路の新しい顔

道ゆく人達がカレーパンを食べてました。

ベンチに座ってるおっちゃんも食べてました。

カレーパンだ。の紙袋を持った人が地下道を歩いてました。

回転がはやい店なのに程よい行列ができ続けていました。

それを見た道ゆく人達がカレーパンだ。の話題を口にしていました。

 

大通、すすきのエリアに新しい文化ができたなぁと言う印象です。味も良いんですが、とにかく売り方が上手だった。休日に街へ出たらとりあえず狸小路でカレーパン買っとこうぜ、どこで食う?みたいな感じ。

コンサのスポンサーになった時から始まり、オープン日にクラシックを配っての行列作り、コンサとのWin-Winの広報協力体制。何から何まで仕組まれててすごい。

 

自分は普段すすきのエリアにはあまり行かんのですが、近くを寄る予定があったらまたついでにカレーパン買いたいです。きっとここは「ついでに寄りたい店」を目指してると思うので。ちょうど良い値段とボリューム。ほんとちょうど良い感じです。

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