【2018.7.30追記】エネルギー0状態で書いた原文を全体的に書き直しました
2週間コンサータを飲んだので、その感想を書きました。
これからコンサータを飲もうか迷っている人の参考になればと思います。
あと、学校教員やってる人にも読んで欲しいです。小学校の人は特に。
2日目からポジティブな効果を感じた
眉間に皺が寄ったような感覚がありました。
実際に鏡を見るとそんなことはないのですが、常に眉間に力が入っているような感じがします。
集中力がはっきりと高まりました。
この一週間ライター案件が途切れているため、主な活動は自分自身のブログ記事更新、シェアオフィスに寄稿しているブログ記事の更新でした。
どちらに取り掛かる時も、これまでとは明らかに集中の持続時間が違いました。
コンサータの副作用で最も感じたのは食欲不振
昼食に対する執着心がゼロになりました。
食べようと思えば食べられるんです。特に味覚が変わったりということはありません。
ただ、食べようと思わない。空腹感が無い。自分の行動の中で、食事の優先順位が下がったような感覚です。
夕食はしっかりと食べます。お腹も減ります。
小学校教員をやっていた頃、コンサータの影響で昼食を食べられない児童がいました。
その子の手を触るとすごく冷たいんですね。エネルギーが足りていなかったんじゃないかと思うんです。
今になって自分がこの感覚を知りました。あの頃、あの子はこういう感覚で給食時間を過ごしていたんだな。
その他、副作用として感じたのは
- 発汗
- 寒気
発汗を感じたのは初日のみ。
寒気は継続して感じています。特に日中。指先など体の末端が寒い感じです。
夜にエネルギーが切れる
行動力というかエネルギーというか、そんな感じのものが明らかに極限まで落ち込んでる。
最近始めたコンサータの特徴なのかな?
日中は元気でいられるんだけどねこれ#ADHD— タビ (@Tabisen_writer) 2018年7月23日
この記事を書こうと腰を上げるまでに1時間かかりました。
上のツイートはまさに動こうかどうか葛藤しているところです。
眠気のようでもあり、疲労感のようでもあり、脱力感とも言えるような。
何と表現すればいいかはっきりとは言えないのですが、そんな感じの状態でした。
コンサータを服用するにあたり、医師から言われていた効果の持続時間は12時間。
朝にコンサータを飲んだとして、夜になるとその効果は切れます。
この行動に移れない脱力感が本来の自分なのか。
だとすればコンサータが効いている日中の自分は超人です。
コンサータとは?
ここから先は説明。
コンサータとはADHDに起因する特徴的な行動を調整する薬です。
ADHDの困り感に対応するための薬には他にストラテラもあります。
数か月飲み続けることで24時間効き続ける状態を作り出すストラテラに対し、コンサータは飲んだ直後に効果が現れる類の薬。その代わり効果の持続はおよそ12時間です。
この記事を書いている時点での自分の服用量は18mg。
医師の説明によると、段階的に服用量を増やし、最終的には50mg以上で安定させるそうです。
余談ですが、ストラテラに関しては以前服用していた時に詳しい体験談を書きました。
興味がある方はどうぞ。
ADHDとは?
- 注意欠陥(集中の持続が困難、忘れやすい等)
- 多動性(身体や思考を常に動かしていたい、貧乏ゆすり、鼻歌等)
- 衝動性(突発的に行動を起こす、金遣い、人生に関わる判断等)
これらの特徴が定型発達者に比べて顕著に出ている場合、脳のADHD傾向が強いと表現します。
そしてその特徴によって社会生活に著しい問題が発生している場合はADHDと診断され、社会に適応して生活するための投薬治療やカウンセリング等が行われます。
上に挙げた3タイプの特徴は必ず全てが現れるわけではなく、人によって何が強く出るかは様々です。
自分の場合、注意欠陥が強く出ており、衝動性はほどほど、多動はあまり見られないという検査結果でした。
だいぶ前にもうちょっと詳しい記事を書いているので興味のある方はどうぞ。
おわりに
コンサータは当分飲み続ける薬になるので、しばらくブログ記事を書き続けてみるつもりです。
この記事、結構苦労して書きました。
一度動き出せばこうしてなんとか記事を書くことぐらいはできる。
でも動き出すまで、最初の一歩を踏み出すまでにやたらと時間がかかるんですね。
わりと朦朧としながら書いた文章なので、また後日修正を入れることにします。
→2018.7.30 全体的に加筆しました。日中はよく体が動きますよ。
コメント