定山渓のお気に入りホテルであるミリオーネにまた行ってきた。11階客室露天風呂の部屋が良いんだ。広い部屋に大きなテレビ。見晴らしの良い景色に露天風呂。引きこもり気質の人間にはこれ以上ない楽園で結構リピートしてる。
で、本題。そんなお気に入りミリオーネの非日常の中で、唯一残念だった体験の話を。
なぜ人々はビュッフェにベルトコンベア行列を作ってしまうのか
ディナービュッフェの大行列問題。
入り口でトレイとお皿を取ったらそこからもう列が始まっていて、蛇のように長ーい列を進みながら料理を一つ一つ取っていく。そんな光景が目の前にあって困った。
自分はこれが嫌い。ビュッフェなんだから好きなところから取っていけば良いと思う。実際自分は今回もそうやって動いた。意地でも並んでたまるか。一つの料理のために列を作るのはいいけど、ベルトコンベア状態を作るのはそれはもはやビュッフェじゃない。なんだその封建主義的前時代的なシステムは。
でもこれだけの列。横から割り込むように料理を取ったら顰蹙を買うに決まってる。実際、以前嫁様がこのシチュエーションでそれやって知らない爺さんから怒鳴られたことがあるし。
いらぬトラブルは避けたい。でもビュッフェでベルトコンベア列作るのも馬鹿らしい。
結局、人気のない料理をささっと取って貧相な皿のままで席に戻る。それをサッと食べて次の料理を取りに行く。そんなスタイルを採用した。
ビュッフェでこのような状況に出くわすことはわりとあって、そんな時自分はいつもこのスタイルで食事を進めることにしてる。
ところがこの日のミリオーネは大混雑。いつまでたってもベルトコンベアが解消されない。そりゃ良いホテルだからね。人気があるのは良いことだ。
結局この日はベルトコンベアに支配されてるコーナーの料理は取らずに終えた。別にいいんだけどね。
料理を分散して置けばいいのでは
なぜこうなるのか。お客さんがビュッフェを知らないってのはあるのかもしれない。でもそんな安いホテルでもないと思うんだけど。
従業員の怠慢か。もちろんそんなことはない。ウェイターの人は「こっちでも料理取れますよ」と一生懸命案内してる。どうにか列を解消しようとしてる。でもベルトコンベア組は並ぶのをやめない。なぜそんなに並びたいのか。
一番の原因は料理を一列に並べたコーナーを長く作ってしまっていることだと思う。15種類から20種類はある料理がずっと並べられているから、お客さんにはベルトコンベア脳が働いてついつい並んでしまうんじゃないかな。
実際、他のお気に入りホテルのビュッフェはどこもお客さんをうまく分散させてる。思い出してみると、いずれも料理をいくつもの島に分散させてあった。鈴鹿サーキットのホテルもそうだったし、横浜のホテルも、札幌のプリンスホテルのランチビュッフェもそうだった。
この無人島のようなブログで自分がこれを言ったから何かが変わるわけではないんだけど、心の供養として残しとく。次にミリオーネに行く時は部屋に出前でも頼もうかな。ビュッフェでベルトコンベア列の一員になるのはどうしても嫌なので。
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