2017年11月から2018年3月までの間、自分はストラテラを服用していました。
自分にとって初めての精神科の薬。
副作用があることも知っていたので、体感を医者に説明する時のためのメモとして、ツイートを繰り返しそれをブログにまとめていました。
そうして増えていったストラテラ体験のメモ記事ですが、意外なことに結構見に来てくれる方が多かったんです。
そこで、自分用のメモとして書いた見にくい内容から、誰にでも見やすい内容になるよう中身を書きかえました。
ストラテラという薬について素人の感想を知りたい方などに、このストラテラ体験談シリーズを活用してもらえればと思います。
このページはそれらストラテラ体験談を一つにつなぐ目次のようなページ。行ったり来たりするのに使ってください。
ストラテラ体験スタート〜2週間
20代半ば頃からずっと気になっていた自分のADHD傾向。それをいよいよはっきりさせたくて、34歳だった自分は重い腰を上げメンタルクリニックへ初通院しました。
何度か先生とお話をする中で、「ADHDの傾向が強いと思われるのでお薬を飲んでみましょうか?」と提案されました。
自分はそれに「はい」と即答。
これまで自分の人生から感じていた違和感が少しでも和らぐのなら何でもしたかった。仕事もうまくいっていませんでしたし。
まさに蜘蛛の糸を掴むような感覚でストラテラを飲み始めました。
人生初のストラテラ。
小学校教員という仕事柄、副作用の辛さも知っていたストラテラ。
最初はおそるおそる飲んでいたので、記録も結構細かいです。
時系列で並べますので、最初の2週間の記録として順番に読んでみてください。
ストラテラ体験3・4週目
飲み始めた頃はそれなりにあった副作用も、3・4週目になると落ち着いてきました。
- それでもまだ残った副作用の種類について
- ようやく感じられたADHD傾向改善の体感について
- ストラテラとの食べ合わせについて
その辺が記録されている記事です。
ストラテラ体験5・6週目
この週から、ストラテラの服用量が40mgから80mgへ増えました。
それに伴って感じたことを記録している記事です。
ストラテラ体験7・8週目【2ヶ月経過!】
ストラテラを服用してちょうど2ヶ月が経ったのがこの時期。
ストラテラは服用を始めてから効果が安定するまでおよそ2ヶ月かかると言われています。
自分の場合は2ヶ月経った時点である程度ポジティブな効果を感じられていました。
ストラテラを2週間断薬(9・10週目)
順調だったストラテラをやむを得ず2週間断薬してしまいました。
当時自分は田舎に住んでいて、クリニックへ通うのも一苦労だったんです。
それに加え土曜にも容赦なく入ってくる仕事。
仕方がありません。
そんなこんなでストラテラをブツッと断薬したらどんなことが起きるのか、その時の気分を書き残した記事です。
ストラテラ体験11・12週目
ようやく通院が叶い、またストラテラを飲み始めました。
ストラテラは飲み続けることで効果を発揮する薬なので、断薬は望ましくありません。
そんなストラテラを断薬した後にもう一度飲み始める場合はどのように飲んでいけばいいのか?その辺が詳しく書かれています。
その後
最後の体験談にあったように、1ヶ月分のストラテラをいただいた後自分はそれを飲み続けていました。
それが終わるとまた1ヶ月分で更新。合わせて4ヶ月ストラテラを飲んだことになります。
ストラテラを飲み始めて4ヶ月が経った2018年3月末、自分は人生をガラッと変えるレベルの大きな引っ越しをしました。
ストラテラに助けられながらどうにか続けていた仕事でしたが、いよいよメンタルがズタボロになってしまったんです。
涙は勝手に流れて止まらず、何を考えても結論が死に繋がってしまうような感覚でした。
そこで仕事を辞め、家族で全く新しい土地へと旅立つことにしたんです。
新天地ではクリニックに通うかどうかまた腰が重くなってしまい、結局ストラテラはこの引っ越しを境に完全に断薬してしまうという結果になりました。
その後は新しい土地でのメンタルクリニックへの通院をようやく始め、そこでは正式にADHDとの診断を受けます。
現在はコンサータを飲み始めています。ストラテラの時と同じように少しずつ記録を取りながら。
これでストラテラの話はおしまい。最後まで読んでくれてありがとうございます。
ここが自分の現在地。この先ADHDと自分の付き合いがどうなっていくかはわかりません。
時々感想をくれる方がいて、それがとても嬉しいです。
普段自分はツイッターに生息していますので、いつでも気軽に話しかけてください。
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