子連れライター生活
小学校教員時代の記憶

小学校教員の資質はネガティブ思考

教員の資質って色々叫ばれてますよね。

「社会人として~」とか

「高度な専門性が~」とか

それだけ見るとわりとハードル高い感じです。

まぁ、個人的にはそういうのは後からどうとでも身につくんで資質とまで言わなくていいんじゃないかと思うんですが。

 

じゃあ教員の資質って何だ?ということで、今回文章を通して伝えたいテーマがこれ。

「ネガティブな人は教員向いてるよ」

本心です。冗談ではなく。

生まれ持ったネガティブ気質、

人生の中でボッコボコにされた結果獲得してしまったネガティブ気質、

その性格って教員向きだと思うんですよ。

教員の資質とは「内省」ができること

ネガティブな人は内省の声を聞くことができます。

内省の声とは、

自分の価値観って正しいのかな?

自分の知識技術って正しいのかな?

子供に今日かけた言葉、合ってたかな?

こういった、自分の心の中での反省、自問自答のことです。

 

ポジティブすぎる人はこれができません。

先生の言うことは絶対合ってるから言うこと聞け!

俺はこの指導が正しいと思う!変える気はない!

いません?こういう人。

自分の周りには結構いました。大体苦手な人だったんで距離おいてましたね。

 

小学校教員とは自問自答の職業

小学校教員にはその「内省の声」を感じる力が必要です。

基本的に1人で実践と反省を繰り返す職業なので。

 

中学校の先生は1つの学級を複数名の先生で見ます。そのため、子供たちの課題について複数名で情報共有し反省することができます。

ですが小学校の先生の場合、1つの学級を見るのは基本担任1人。目の前の子供たちの学校生活を良くするも悪くするも、担任の裁量に委ねられている部分が多いんですね。

 

もちろん、周囲の人達からあれこれとアドバイスをもらうことはできます。

しかしアドバイスはあくまでアドバイス。

子供の姿を継続的に見ていない人からの言葉にはあまり比重は置けません。

 

小学校教員は基本的に孤独。

故に、自分で自分を批判する思考回路をもっていないと、子供に悪影響を与えていながら暴走を続けてしまうという事態が起きてしまうんです。

 

内省の声を聞くための放課後の孤独

放課後の教室に1人で座ります。

机一つ一つを眺め、その日の子供たち一人ひとりとのエピソードを思い出していきます。

そして内省。

 

1時間目、この子の問いに僕はこう答えた。あの言葉は正しかったのだろうか?

中休み、教室のその辺で喧嘩があったな。仲裁したな。あれでよかったのか?

「本当に?」「なんで?」「ちがうんじゃない?」

 

こんな問いを自分にぶつけ、反省します。自問自答。

思考はノートに記録。ブレインストーミングのように。

 

反省が過ぎると泣けてくることもあります。

自分の未熟さを感じて。罪悪感で。

それら負の感情を根拠に勉強するんです。

本を買ったり、価値観を入れ替えたり。

 

放課後、夕日のオレンジが差し込む無音の教室でただひたすらこの作業を繰り返します。

 

子供の姿から出発する。ネガティブな教員にはその資質がある

子供の姿から出発してください。

子供が見せる顔、声、仕草、悪行、

それらの観察が第一。

その土台の上に、ようやく知識を乗っけて考察するんです。知識から出発しちゃ子供が置いてけぼりになっちゃうんですね。

 

知識経験にプライドのないネガティブ教員は内省ができます。

自分を否定して違う自分になれる器があります。

 

だからね。

ネガティブな人にはできるだけ教員辞めてほしくないんですよ。

あなたに救われる子ってきっとたくさんいると思いますよ。

 

もちろん、自分みたいに他の要因で追い込まれた場合は辞めるほかないと思うんですが、

ネガティブが過ぎて「どうせ俺なんて」状態になっている方がもしいたとしたら、

もうちょっと教員続けてみるといいですよ。

1年が終わったとき、子供や保護者からきっとステキな声やお手紙が来ますから。

独りよがりじゃない、常に変身願望をもつネガティブ組の特性、教員にはピッタリだと自分は思います。

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