逃げログ
元小学校教員12年。今はWebライター。
収入・相場

Webライターが低単価案件を受けた時の心理。低品質記事の原因とは

こんにちは、オット(@otto_kunitati)です。
Webライターとして、直接お会いしての依頼とランサーズ経由での依頼の2つをフィールドに活動しています。

現在請け負っている案件の1つに、既にWordPressに入稿された記事に対しタグ付けやディスクリプション、画像挿入等を行うというものがあります。

WordPressの基礎知識を活かしつつ作業ライクに進めるという珍しい案件ですが、元々ブログいじりは好きなので面白いですね。楽しんで作業してます。

 

で、1つ気になったことが。

入稿されている記事の品質が非常に悪いんですよ。一般的な視点で校正をかけるだけでも全面真っ赤になりそうな内容です。クライアントの方が気の毒に思えてくるレベルでした。

何故こういうことが起きてしまうのか。今回はその辺を語っていきます。

質の悪い記事を生む原因は低単価案件

記事を外注する場合、文字単価や記事単価を低く設定するとそれだけ質の悪い記事が生まれます。

理由は2つ。ライティングスキルの高いライターが手を出さなくなること、受注したライターが雑な仕事をすることです。

文字単価を1円未満に設定すると、この傾向は顕著になります。ほとんどのライターはその案件に寄り付きません。ライター向けのノウハウで「文字単価1円未満には手を出すな」という心得があちこちに見られるからでしょうか。わかりませんが。

まともな相場観を持ったライターは近寄らず、がむしゃらに案件を引き受けたい低単価専門のライターが最終的にその低単価案件を受注していきます。

 

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低単価案件をこなすWebライターの心理

低単価案件の作業をしているライターの脳内にあるもの、それは超スピードで規定の文字数に達することです。

なぜ超スピードになるのか。理由は単純で、そうしないと時給換算がひどいことになるからです。

例えば1000文字の案件を報酬500円で依頼したとします。受注したライターがこの案件を1時間で済ませると時給は何円でしょう?

500円です。

時給500円。どうですか?嫌ですよね。これじゃあ生活できませんよ。

ではどうすればこの時給は上がるのか。
簡単です。1000文字を30分で書けば良いんです。それで時給は1000円になります。これなら妥当な賃金ですね。

ただ、自分の感覚で言わせてもらえば、30分で1000文字なんて書けたものではありません。そりゃ書くだけならできますよ?でも十分にリサーチをし、文章構成を考えて執筆、そして最後にじっくりと校正するとなると、30分ではとても無理です。

30分で書いた1000文字というのは、自分だったら「責任の持てない1000文字」です。満足な品質に仕上げる自信がありません。

 

低単価案件を受けるライターは、時給換算で真っ当な数字を出すために、品質を犠牲にしてでも高速で執筆をしたいという思考で作業するケースが多いです。誰だって時給500円で働きたくはないですから。

 

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クライアントに求められる低単価案件発注の際の心構え

低単価案件は発注するクライアント側が低単価に設定するからこそ生まれます。

クライアントとして低単価に設定する際には、上がってくる低品質な記事に対するそれなりの心構えが必要です。

最初から自分で修正するつもりで低単価発注する

上がってきた低品質記事を自分で修正するつもりで低単価発注する。これはこれで1つのサイト運営の形だと思います。

自分にWebライティングやSEOの理解、そしてある程度の時間がある場合に有効な方法ですね。

実際、人の文章をリライトして読める形にするという作業は慣れると楽なものです。

外注とは自分の時間を生み出すために行われるものですが、予算に制限がある場合はこうして自分の時間を多少犠牲にしてコスト削減を図るのも1つの手だと思います。

 

後から文章修正で時間かお金が消費されることを覚悟する

上は自分の時間を消費することで文章修正を行ったパターン。

この他に、「低品質記事のリライト」という外注を再度行うという選択肢もあります。

当然お金はかかります。ですが、あまりに質の低い記事の場合、そのまま使ってしまうとサイト全体の信用に関わりますので何らかの対策は必要です。

低単価で案件を発注する際は、このように自分の時間かお金が追加コストとして消費されてしまうことを初めから覚悟しておく必要があります。

 

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記事の外注は文字単価1円以上が良いと思いますよ

低単価にするとライターは執筆速度を上げてどうにかまともな時給を得ようとするという話でした。

これを言い換えると、

高単価にするとライターは1記事に時間をかけることができ、手の込んだ記事が上がってくる

ということです。

記事の質が悪い場合、それは一概にライターのやる気やスキルがないからと言い切ることはできません。ひょっとすると単価の低さがライターを不必要に急がせているのかもしれませんよ。

ちなみにですが、ランサーズで単価を2円以上に設定するとライターが殺到して提案合戦になる傾向が。殺到の中には自分もちょくちょく混ざってます(笑)