逃げログ
元小学校教員12年。今はWebライター。
教員の退職・休職

教員をやめたい?普通に退職すればいいと思う。一刻も早く。

教員をやめても生き方はある

こんにちは、タビ(@Tabisen_writer)です。
小学校教員を12年務めたあと心労で退職、その後はWebライターと学童保育支援員の二足のわらじで働きつつブログを書き続けています。

その昔自分が何度も何度も検索した「教員 やめたい」という言葉でさっきGoogle検索してみたところ、色々なサイトが表示されました。

中身を見てみると、

休職って手があるよ

採用されるまでがんばったんだからもう少し考えて

仕事内容を整理すれば早く帰れるよ

みたいな感じで色々書かれていますね。

 

さて、今回はそんなWebの海に「うるせえ!さっさと辞めよう!」という回答を投げ込んでみようと思います。

教員を続けた方がいいケースがある一方で、さっさと辞めた方がいいというケースも割と多いんですよ。若い人は特に。

教員としての生き方に何か違和感をもっている人向けの文章です。ちょっと長め。

教員をやめるなら早いほうが良い

とりあえず教員辞めましょう。休職でもいいんですが、自分としては早いとこ決断した方が良いと思ってます。臨時採用の人は休職無いんでやめる一択ですし。

理由として言いたいことは3つあって、

・心壊してからじゃ遅すぎる

・転職は世の中のタイミング的に今が最高

・単純に教員やめると幸せ

というものです。一つずつ語ります。

 

心壊してからじゃ遅すぎる

教員をやめるなら心壊す前にさっさと辞めましょう。

金と決心と家族への根回しといった準備を水面下で進め、人事調査の季節には「やめまーす」と笑顔で言えるように準備しましょう。

 

というのも、心のダメージって自分じゃなかなか気づかないんです。知らないうちに深刻なダメージ負っちゃうんです。

さらにこの後が一番肝心で、心って一度壊れるとその後もずっと尾を引くんですよ。「もう自分は正気だ!次の仕事へ向かえる!」なんて思っても、些細なことでメンタルは落ちるんです。精神的な耐性がバカになっているんです。

 

ここで自分語りをちょっとだけさせてもらうと、自分がまさにそれでした。当時の職員室はなかなかな勢いでパワハラが蔓延していて、自分はなんとか耐えていたつもりだったんですが、無意識のうちにダメージは溜まってたんですね。

ある日突然涙が止まらなくなったんですよ。

その後も何かと涙は勝手に流れるようになり、なにか問題解決をしようと思考してもその結論が「自分が死ねばいいんだ」しか出てこなくなったり、散々です。

今はもうその職場も職業ごと脱出したのでストレッサーは存在しません。ですが、今もふと当時を思い出してしまうと涙が流れ動悸がします。

 

とまぁ、心がぶっ壊れてからじゃ遅いんです。逃げ遅れているんです。

  • 職員室に座っていて居心地が悪い
  • 朝、職員玄関をくぐるときにドキドキする
  • 土日になると「あと○○時間で仕事だ…」と考えてしまう

 

こういう感覚が出てきていたらもうダメージ発生してます。

手遅れになる前に教員やめたほうがいいです。

 

転職は世の中のタイミング的に今が最高

20代、30代の方であればわりとイージーに転職できるタイミングです。

5年後10年後はわかりませんが、今は良いタイミングなんですよ。

 

理由は当然これ。「好景気」

教員やってるとなかなか肌で感じることはないんですが、今世の中は結構な好景気です。

Webの海を見渡せば求人が山のように溢れていますし、それこそ大学生なんて引っ張りだこです。

 

さて、こんなこと書いてると反論が来ますよね。

「何も好景気なんかじゃない。まやかしだ!非正規雇用の率はどう説明する!中小企業の衰退は!?地方の疲弊は!?」

 

答えます。

非正規雇用の増加ってネガティブなものなのでしょうか。働いてる間にスキルと実績身につけてそこから独立でも就職活動でもすりゃいいんですよ。

正規雇用=勝者・正義ではありません。要はその仕事を通して自分の望むものが得られるかどうかです。

 

中小企業の衰退について。本当に全ての中小企業が衰退しているのでしょうか。「本当に」「全ての」中小企業が悲鳴を上げているのでしょうか?

全てではないですよね。Twitterでもビジネス雑誌でも見てみてください。社員数名で意気揚々と自分たちの業績自慢しまくってる中小企業が溢れていますから。

そのドヤ顔幸せ会社達と衰退する企業の差ってわかりますか?

「成長産業か否か」です。

例えば新聞は成長産業とは言えませんね。新しいニュースを最速かつ文字媒体で届けるのが新聞の立ち位置でしたが、いまは同じ立ち位置でより高速にニュース発信が可能なWebメディアが出てきてしまいました。新聞は衰退産業です。

 

地方の衰退も同じ論理で説明できます。「全ての」地方が衰退していますか?違いますよね。成長する地方と衰退する地方の差、それもまた新しい時代に乗れたか否かが運命を分けています。

 

さてタイミングの話でした。今説明したことですが、結構知らない人が多いんですよ。

洗濯に例えると、

洗濯機という発明に気づいて使い方を学んでいる人

洗濯板の使い方を極めて名人気取っている人

に分かれているのが今の世の中です。

 

どっちに未来がある?当然洗濯機使おうとしている側ですよ。

だったらまだ気づいていない人が多いうちに洗濯機使い始めましょう。

洗濯板について100語れる人よりも洗濯機について5語れる人のほうが需要は高いです。

 

単純に教員やめると幸せ

自分の話になりますが、教員をやめてからの生活は幸せです。

24時間仕事のことを考えなくてもいいんですよ。

優等生、正しい人、いい人の顔で休日の街を歩かなくてもいいんですよ。

素の自分で歩けるんです。

 

教員の仕事には終わりがありません。

でも他の仕事には大体終わりがあるんです。

勤務が終われば仕事のことをスッパリ忘れて自分の時間にする。それが許されるんです。

 

教員の仕事をしていると、

人生=仕事

仕事=やりがい

という固定観念に縛られます。これは構造上仕方のないことです。

 

しかし、人生は仕事だけではありません。

人には家族との時間を過ごす権利も余暇を楽しむ権利もあります。

そしてやりがいも仕事だけではありません。

家族との時間や余暇の中にもやりがいはしっかりと存在します。

 

教員はやりがいのある仕事!若者よ、教員になろう!

こういう感じの触れ込みで学生を教員の世界に引っ張ろうとする教育委員会の広告をよく見かけます。

冗談じゃない。

教員になりたい人間を増やしたいのなら、やりがい搾取みたいなことせずに待遇を語るべき。

給料こんな感じだよ!

残業少ないよ!

離職する人が少ないホワイトだよ!

こういうスキルが身につくよ!

スキルを生かしてこんな人生を歩めるよ!

こうやって待遇語るべきですよ。

教員なろうよポスターってこれ語ってますか?語っていませんよね。

せいぜい給料ぐらいですよ、書いてあるのなんて。

あとは全て「やりがい!」「子供のため!」「感動!」「社会への貢献!」

労働者バカにしてますよ。

 

自分は教員辞めるときに、

「また絶対教員やりたくなりますから!そういうものですから!後悔しますよ!」

と管理職に言われました。

 

その後、教員を辞めたことは全く後悔していません。

幸せです。

 

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教員をやめた後は成長産業へ行こう

教員 やめたい WEB

次に成長産業について具体例を2つ紹介します。

Webエンジニア

新しい世界を作り続けている、21世紀のインフラ業です。

この業界は深刻な人手不足。不足の原因は労働環境の問題ではなく、爆発的な需要の増加による部分が大きいです。

今の世の中って公式サイトをもっている企業商店とそうでない企業商店がありますよね。

で、例えば土曜の午後を過ごすカフェを探したいと思った時、サイトのあるカフェと無いカフェだとどっちへ行きますか?

公式サイトのあるカフェに行きますよね。

もはやWebサイトをもつというのは全ての人・店・企業にとって必須事項。Webサイトを持たないというのは多くの商機を失っている状態なんです。

 

というわけで、現在そのへんの小さなお店であっても「自分のサイトをもちたいなぁ」と需要を発生させている状況です。

この爆発的な需要の増加に応えられていないのがWeb業界。

実際、自分の知り合いには何人ものWebエンジニアの方がいますが、皆さん口をそろえて「人手が足りない!」と叫んでいます。

 

もちろん、一人前のWebエンジニアになるにはそれなりの勉強が必要です。

が、衰退産業で一人前になるのと比べれば遥かに低いハードルで収入を得ることができるようになるでしょう。

 

特別な支援を要する児童への保育教育を行う仕事

もう一つ。教育系の成長産業を紹介します。

放課後等デイサービス、発達支援教室など、発達障害児に望ましい教育を受けさせるための教室が現在ものすごい勢いで増えています。

学校教育で手がとどかない部分をこれら民間企業の活動が支える。それによって発達障害を抱えた子であっても自尊心が守られたまま成人し、社会の中で活躍できるという未来を見ることができます。

 

自分としては、とても意義のある産業であり成長するべくしてしていると思ってます。

目が悪い人ってメガネすりゃ暮らせますよね。席も前にしてもらえたり。

でも脳に強い特徴をもって生まれた人ってそれを矯正する手段も無ければ配慮もなかなかもらえないというのが現状。

メガネも無ければ配慮も無い。まだ発達障害を補完するテクノロジーや理解が足りていないんです。

そこに切り込んでいった産業なわけですから。応援したいですよ。

 

自分の知人でも教員→ケンカor心労退職→発達支援業界

と進んだ若手教員が複数名います。教員の転職先として普通にありだと思いますよ。

教育に対し強い想いをもちながら、それを管理職や組織主義に潰されて教員を終えた。そういう人には特に向いていると思います。

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【まとめ】教員をやめても未来や違う生き方はある

教員が向いている人と向いていない人っているんですよ。間違いなく。

今つらい人は仮にこの一瞬を耐えることができたとしてもいずれまた壁にぶち当たります。

教員続けるか辞めるかは自分の判断が全て。ですがその判断材料の1つに「心は壊れてからじゃ遅すぎる」という認識を加えてもらえたならばこの文章を書いた価値があるというものです。

その辺の就職雑誌をパラっと眺めてみてください。

ロクなのが無ければ大都市の求人をWebで見てみてください。

Web産業も発達支援産業も大都市では引く手あまたですので。

広い目で世界を見ましょう。生き方はいくらでもあります。

自分の人生です。自分のやりやすいように人生を調整するのは何も悪いことじゃないんですよ。

ABOUT ME
オット
オット
Webライター。得意分野は教育と発達障害。 新卒から続けていた教員を30代で離職。 以降、住所を東京に変え育児と仕事のバランスを取りつつ日々を過ごしています。 人生の最終目標は「何もしない」をすること。

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