眼底検査を受けてきました。糖尿病と診断を受けた際、「眼科に一度行ってほしい」と医師から紹介状をもらっていたので。
人生で初めて受けた検査。一部始終をメモっておきます。
眼底検査を受けたきっかけ
眼科に行くきっかけは糖尿病を診断してくれた内科医からの紹介。
糖尿病は進行すると「糖尿病網膜症」という目の病気を発症してしまいます。視力が落ちたり、最悪失明も。そこで、糖尿病だとわかった現在、目がどの程度やられているのかを検査しようということでした。
- 「そんなに急がないけど行ける時に行ってね〜」
という感じの紹介です。糖尿病という病気は急いでどうにかなるものではないんだな、とつくづく思います。
眼底検査を受けるまでの準備
眼科ではまず初診の手続きを済ませました。
で、しばらく待つと視力や眼圧を測るコーナーへ案内されました。例の気球っぽいやつが見える機械とか、目に空気がバシュッとあたるやつとかの、いつもの眼科の検査です。
視力が低下する病気ということで、色々調べるんでしょうね。
眼底検査を初体験
視力や眼圧の検査が終わった後、しばらくして医師の診察となり、眼底検査が始まりました。
瞳孔を開く目薬を使う
診察室に呼ばれ、眼科医と会いました。
- 「瞳孔を開く目薬を入れますね」
と説明を受けた後、医師自ら目薬をさしてくれました。特に痛みはなし。疲れ目で使うような普通の目薬と同じ感覚です。
- 「20分ほど待って瞳孔が開いたら検査をしますね」
と言われ、診察室から一旦出て待合室へ。
近いものが見えなくなってくる
待合室で本を読んでいたら、だんだんと近いものが見にくくなってきました。スマホを見た時は、本よりも顕著に見にくさを感じました。
途中、看護師さんが2回訪れ、目の様子を見て追加の目薬をさしてくれました。
- 「もう良いですね。この状態で見え方を検査します」
と看護師さんに連れられ、例の気球のやつをもう一度行いました。
その後は診察室から呼ばれるのを待つことに。
診察室で眼底検査
診察室に呼ばれ、いよいよ眼底検査。
- 「眩しい検査です。」
と医師の説明を聞いた後、あごを機械にのせます。すると目に白い光が来ました。かなり眩しいです。医師がまぶたを押さえてくれるので光を見たままの状態になります。
- 「上を見て〜」「左を見て〜」
という感じに、上下左右を見るよう次々と指示されます。痛みは無し。ただひたすら眩しかった。
検査は数分でおしまい。
- 「異常はありませんでした。糖尿診断時の血糖値がだいぶ高かったようですので、また半年後にもう一度検査をお勧めします」
こんな感じで検査の結果はその場ですぐ教えてもらえました。これで眼底検査はおしまい。
眼底検査後の見え方
眼底検査後も、目薬で開いた瞳孔はしばらくそのままでした。待合室に戻って会計をする間、見え方はさっきと同じで「近いものが見えにくい」という状態。
で、びっくりしたのが建物の外に出た時です。ものすごく眩しいんですよ。この時はちょうど昼の1時。天気は6月の晴れ。太陽のある方角を向くと、眩しすぎて目を開けていられないぐらいの状態でした。手を目の上にかざしてようやくわずかに目を開けられました。
当然すぐに車の運転なんてできません。事前に話を聞いていた眼底検査経験者の嫁様が車で迎えに来てくれました。自分の車は一旦病院に放置し、嫁様の車でそのまま買い物へ。
結局目がもとに戻ったのはこの日の18時ごろ。だいたい5時間ぐらいは見え方と眩しさに違和感のある状態が続きました。もちろん、段々ラクにはなっていっていましたが。
感想
とにかく眩しい検査ですが、最初から最後まで痛みはなし。
検査後も見え方と眩しさの異常は続くので、車で病院に行くのであれば暇つぶしの手段を持っておいた方がいいなと思いました。運転は数時間は無理です。
次回は12月ということで、その時は検査が終わった後に近くのカフェか蔦屋書店で数時間過ごしてから家に帰ろうと思います。眼底検査はその日の予定にゆとりを持たせる必要がありますね。目が元に戻るまでの時間を考えて、昼間の時間を全て使うぐらいの心づもりで構えるのが良いです。
もちろん、車ではなく交通機関で移動する人であれば、検査後からそれなりに活動できると思いますが。
そういえば、近いものが見えない件について。眼鏡を外すと結構見えやすかったです。本もスマホも眼鏡さえ外せばストレスなく楽しめました。なので暇つぶしには困りませんね。
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