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授業中におしゃべりが多い子への対応

授業中、先生が説明している途中におしゃべりを始める子っていますよね。

話が面白くてつい乗っかってしまったのであればいいのですが、毎日毎時間他の話をさえぎっておしゃべりし出すのであればさすがに何らかの対応を考えたいもの。

 

このページでは、そんなおしゃべり癖のある児童への対応について、自分の考えを提案しました。

目標は怒鳴らずに解決すること。ADHDの特性を根拠に考えています。

一通り読んでみて「これは!」と思う部分があれば参考にしてください。

授業中勝手にしゃべり出す原因

思いつくとすぐ行動する

人間には「何かをしよう!」と思ったとき、それを本当に実行する前にある程度のブレーキをかけようとします。

しかし、ADHD傾向の強い子はそのブレーキ能力が弱く、思ったことをすぐに実行に移します。

 

話してはいけない場面で我慢ができない。

気になることがあればそっちへピューンと行ってしまう。

これらは「今はこれをやってもいいのかな」と一旦考えるブレーキが弱いからなんですね。

この性格が良い方に出るときもあるのですが、集団生活の中ではどうしても辛い思いをすることがあります。

 

多くを覚えられない

ワーキングメモリーの話です。

 

ADHD傾向の強い子は、短期記憶(ワーキングメモリー)が弱いと言われています。

先生が言ったことを覚えておくのが難しいんです。

特に傾向が強い子になると、先生に「AとBとCをやってね!」と言われると、Cだけをやって「先生できたよ!」と嬉しそうに伝えてきたりします。

 

「○○くん、手を挙げずにしゃべったらだめだよ。」と先生が教得れば、「わかった!」とその子は答えます。

なのに次の時間にはまた同じ失敗をする。

それは記憶を留めておくことが難しい特性が原因になのかもしれません。

 

おしゃべりが多い子への対応

発言のルールを学級全体で決めておく

  • 発言は先生が指名してからする
  • 手を挙げてから質問する

これらはあくまで例で、実際はどんなルールでもいいと思います。

何をすれば正解なのかを伝えることで、指導の方向性が決まります

 

決めたルールは教室に掲示しておき、いつでも視覚的に確認できるようにしてあげると良いです。

もちろん、掲示する際は教室前方以外の場所にしましょう。

 

他の児童に注意させない

先生がその子を注意すると、学級にいる他の子達もその子を注意し始めます。

これは危険な状態です。

注意した子のことは労いつつも、「注意は先生がするよ」と言ってあげてください。

 

周りの子達から次々と注意されて嬉しい人間はいません。

ましてやそれが日常になってしまっては、その子の自己肯定感に傷がつきそれが一生を引きずることにつながります。

 

注意する際は低い声で短く

いざ注意する際は、低めの声で短く済ませましょう。

大きな声、高い声というものを発達障害傾向の強い子は極端に嫌がります。

というより、誰だって嫌ですよそういう声を聞くのは。

 

落ち着いた声で、短く。

 

ヒステリックに子どもを怒鳴りつけるのは絶対にやめてほしい。

男性であれば怒鳴り声。

女性であれば金切り声。

自分はそういう指導を日常的に行う同僚とはできるだけ距離を置くようにしていました。

 

望ましい行動をその場で教える

その都度、その都度、適切な行動を教えていきましょう。

できていなければ、教える。

できていれば、ほめる。

その繰り返しです。

望ましい行動が何なのか、その瞬間にその場で教えてあげてください

 

落ち着いた言葉で、短く。

何度でも教えてあげてください。

 

まとめ

教員と児童の信頼関係が完全に崩れてる場合はふざけ半分で私語を繰り返す児童もいます。

しかし、ある程度信頼関係があるなかでおしゃべりを繰り返す子がいるのならば、その子にふさわしいスキル指導と環境調整をしてあげてください。

他の指導にも言えることですが、ヒステリックに怒鳴り散らしたり長々と説教することだけはやめましょう。

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