逃げログ
元小学校教員12年。今はWebライター。
収入・相場

Webライターの文字単価を上げる戦略【単なる需要と供給の話です】

こんにちは、オット(@otto_kunitati)です。
Webライターとして、地域企業からの直接受注とランサーズ経由の受注という2つのフィールドで活動しています。

今回の話題ですが、【文字単価の上げ方】です。ライターというかフリーランス全体にとっての永遠のテーマですね。

これについて、自分の考えというか戦略みたいなものを語っていきます。

他にも飛び道具的な方法論はあるのかもしれませんが、自分には今回話す正攻法しか思いつきません。

駆け出しライターが仮の文字単価を決める方法

まずは自分が希望する仮の文字単価を決めましょう。

市場価値等関係なしに、100%自分のことだけを考えた単価です。

手順としては、

  1. 最低限度の生活ができる月収を決める
  2. 1週間の作業可能時間を決める
  3. 1時間あたりの執筆可能文字数を把握する
  4. 上3つを計算して仮の文字単価を算出する

という感じです。以下、1つ1つ詳しくいきますね。

 

①最低限度の生活ができる月収を決める

1ヶ月無事に暮らすために最低限必要な金額を把握します。

ライターとして自分が最低何円稼げば良いのかを知るためです。

とりあえずは固定費と食費ですね。最低限と言われて他に浮かぶもの、何かあったかな?

その辺は人によって違うので詳しくは言いません。あなたにとっての最低限度の月収を決めてください。

 

②1週間の作業可能時間を決める

1週間に合計何時間ライティングに費やすことができるかを決めます。

総量を時間で割ると、ほらもう何となくライターの希望報酬みたいなのがチラッと見えてくるじゃないですか。

作業時間もまた人それぞれ。独身と育児中の身では天と地ほど違ってきますし、体力や集中力がどの程度続くかによってもまた作業可能時間は変わってきます。

作業可能時間は一旦決めた後も適宜改定する感じですね。やってみなきゃわかりませんから。

「やってみたけど正直このプランじゃ体力も集中も続かん…」

ってなったら作業時間減らして休憩や趣味時間を増やせば良いです。

 

③1時間あたりの執筆可能文字数を把握する

これですね。自分の能力を測ってください。ジャンルにもよると思いますが、リサーチ→執筆→校正全て合わせて1時間あたり何文字程度書けているのか。それを把握します。

この非常に曖昧な数字をなんとなくでも把握することで、いよいよ自分の希望単価の算出方法がわかります。同時に案件受注のスケジュールの把握もできちゃいそうですね。

1時間あたり文字数の把握方法はなんでも良いと思います。

例えば3000字の案件を受けたとして。リサーチを最初にやると思うので、最初の1時間はあんまり文字書いていませんね。で、後半にガーッと書いて最後に校正をしていく。文字を書いている時間とそうでない時間がありますねぇ…

単純にその案件に何時間かかったみたいな感じで良いですよ。3000字のその案件に3時間かかったんであれば、自分の1時間あたり文字数は1000文字ってことで良いんじゃないでしょうか。

正直感覚的な部分が大きいので、1時間あたり文字数の把握は「なんとなく」でいきましょう。

 

④文字単価を算出する

サンプルとして、

  • 希望最低月収:20万円
  • 1週間の稼働時間:60時間
  • 1時間あたり文字数:1000文字

という条件でいってみましょうか。月曜から土曜まで10時間労働の日曜休み。現実的でしょう。

 

まずは総時間数×1時間あたり文字数です。

この人は月に240時間ライティングに当てることになるので、

240×1000=240000

24万円もらえますね。軽々クリアしちゃいました。実際240時間ずっと書き続けるなんて無いんですけどね。案件がない時間や営業に充てる時間もありますから。

なので、保険として30万円ぐらい狙っておきましょうか。

 

24万円の試算を30万円に上げる。そこでいよいよ文字単価の出番です。

300000÷240000=1.25

この人は、文字単価を1.25円に設定すれば理論上30万円を稼げることになります。

 

以上、完全に皮算用的な計算でしたが、イメージだけでも伝わってもらえればと思います。

「月に240時間」「1時間1000文字」という条件を維持し続けられるのであれば、これで収入の青写真は整います。

 

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実際の文字単価は需要と供給で決まる

仮の単価が決まったら、それを市場に落とし込みます。

先の計算は「常に案件があり続ける」という前提のもとに進められているもの。

でも実際は「常に案件がある」という状態にはなかなかなりません。

 

スケジュールはできるだけ案件で満たしておきたい(無理のない範囲で)。

その手段の一つとして、先の文字単価を調整していくことになります。

 

希望文字単価を下げれば案件は増える

当たり前ですが、自分を安く売ればたくさんの人が買ってくれます。

さっきの仮の文字単価を下げることで、自分が受けられる案件は目に見えて増えることでしょう。

例として、さっき出した1.25円を0.9円にしたら凄いですよ。大体の案件は受けられますし、直接依頼等で希望報酬額を求めれた際にこちらから提案しても大体とおります。

安くすれば仕事は増える。まぁ、当たり前の話ですね。

 

希望文字単価を上げれば案件は減る

逆もまた然り。

希望する文字単価を上げると当然受注できる案件は減ります。

ランサーズでも2円3円の案件って少ないですからね。

 

スケジュールがほぼ案件で満たされた状態が正解

「240時間全て執筆時間!」とまでは言いません。想定した作業時間の7割8割ぐらいが案件で埋まっていれば良いとこなんじゃないかと思うんです。

30万狙って7割なら大体20万ですしね。当初の目標達成です。

 

そんな感じで、自分の案件受注量がちょうど良い状態になるように、自分の文字単価を調整するんですよ。

それが今の自分の真の適正文字単価です。

需要と供給ですね。あなた専用に神の見えざる手が生み出した文字単価です。

 

【補足】文字単価下げたら最低限度の生活費に届かない…

文字単価の調整をした結果、月収が最低限の生活費を割った場合。

ならばさっきの計算式の3つの数字いずれかを調整しましょう。

 

最低限の生活費を調整するもよし(パンの耳作戦)

作業可能時間を増やすもよし(一人ブラック企業作戦)

時間あたり文字数を増やすもよし(ノウハウコレクター作戦)

 

どうにかして生きていきましょう。無理は承知。そんな時期があったって良いじゃないですか。

短期的にはそうやって食いつなぎ、その一方で次の項で説明する文字単価アップの戦略も進めていきます。

 

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文字単価を上げる戦略

ようやく本題です。

文字単価の上げ方について、

  • 上げるタイミング
  • 上げるために必要な行動

という2つの考え方を提案します。

 

文字単価を上げるタイミング

文字単価を上げるタイミングは、自分のスケジュールが案件でいっぱいになった時です。

「今受けている案件って、単価上げても引き続き受けられるのかな?」

これが単価の上げ時です。

自分の中の希望単価を新しく定め直し、それに従って

継続依頼のクライアントに文字単価改定を打診する。

単価の低い案件を切って新しく高い案件を受注する。

といった手段で新単価を案件に反映させていきましょう。

 

文字単価を上げるために必要な行動

文字単価を上げるタイミングとは案件が飽和した状態。よって文字単価を上げるために必要な行動とは「案件を飽和させるための行動」となります

つまりは人気者になるための行動です。

 

専門性の獲得

クライアントが仕事を振りたい相手の特徴と言えば、兎にも角にも専門性です。

「自分はこれができます!」と得意ジャンルを決めて実績を揃えることで、自然と人気は出てくるでしょう。

 

継続案件の獲得

継続案件はライターのスケジュールを安定させます。スケジュールにある穴を少なくしてくれます。

故に、継続案件の本数が単価アップのタイミングを図るバロメータであるとも言えます。

継続案件を得るコツは単純に相手に気に入られること。

納期の遵守、そして記事の質ですね。

1つ1つの依頼に対し素早く丁寧な仕事をすることで、継続案件を得られる機会は増えていくでしょう。

 

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文字単価を上げる戦略は専門性獲得と丁寧な仕事

まとめます。

  • 文字単価は需要と供給のバランスで決まる
  • 単価が上がるのはスケジュールが案件で埋まった時
  • 案件を多く抱えるには専門性と丁寧な仕事が大切

というわけで、ただの正攻法です。

自分は希望案件を2円に設定しています。スケジュール的にはまだ穴があるなぁという感じですね。

この穴が埋まるように、専門性の獲得とクライアントさんからの信頼獲得に励んでいきましょう。

これが自分の考える文字単価を上げる戦略です。