Webライターの記事執筆を短時間でこなす方法

こんにちは、タビ(@tabisen_writer)です。
兼業Webライターとして、学童保育の指導員をしながらWeb制作会社からライティング案件を受注する生活をしています。

この記事で紹介するのは【ライティングを短時間で終わらせる方法】。
Webライターの収入を上げる方法は「単価交渉」か「作業量」のどちらかを向上させるしかないわけで、その「作業量」について語った内容になります。

タレントライターとして大作を書き上げバズらせる方よりは、Webサイトのコンテンツとしての文章をひたすら書く方に向いた内容かと思います。自分はそっち側の人間なので。

一つの記事を短時間で三回書く

自分は受けた案件を書き進める時、下書き、清書、見直しといった風に一つの文章を三回書きます。

文章としての完成度で言うと、1回目が30%、2回目で80%、3回目で100%に近づけるイメージです。

もう少し具体化すると、

【1回目】
タイトル、見出し、各見出しの内容箇条書き、まとめ文

 

【2回目】
全体を見直しつつ導入文と各見出しの本文を追加

 

【3回目】
全体を読み直して違和感のある部分を調整

といった流れです。

一つの文章にこんな感じに三回触れることで、クオリティを維持しつつ素早くライティング案件を進めていくことができます。

 

メリットは校正・気づき・脳のリセット

一つの文章に三回時間を使うメリットは、

  • 校正を複数回行えること
  • 違和感や発想などの気づきを得られること
  • 脳がリセットされ作業スピードが維持できること

の3点です。

2回目と3回目は一度書いた文章を見直すことになるため、結果的に校正を複数回行っていることになります。

複数回同じ文章に触れることで、一気に書いている間では気がつかなかった内容や表現の違和感、もっと良い表現の発想といった気づきも得られます。

重要なのは3回の執筆の間にそれぞれ時間を置くこと。一度リセットされた脳で自分の文章を見直すことで、様々な気づきを得るとともに、執筆スピードも維持することができます。

 

Webライターとしての案件は基本的に納品してしまうとそれ以上手は加えられません。
ブログと違ってリライト不可です。

なので、短期間にリライトをするような感覚で100%の成果物を納品する。
それを望んだ結果自分が行き着いたのが、この方法でした。

【体験談】朝に自分の文章を見直すと…

ブログは夕方や夜に書くと言う方が多いことと思います。

そんな方は試しに文章を書いた次の朝、自分が前の日に書いた文章を眺めてみてください。

きっと直したい部分が大量に出てくると思いますよ。

出典は忘れましたが、夜の文章は感情で書かれ、朝の文章は論理で書かれるという話を以前目にしました。結構当たってるんじゃないかなと自分は思ってます。

 

さて体験談。

自分がWebライター駆け出しの頃にクラウドソーシングを通じてクライアントに納品した成果物たちは、現在Webサイトの一部として残っているものがちらほらあります。無記名記事ですのでここで紹介はできませんが。

で、どれも酷いんですよ。直せるものなら直したい。とてもじゃないですがあれを自分が書いた記事とは言いたくない。

そんなもんなんです。ブログを書いている方であればわかると思いますが、昔書いた記事って直したくなるんです。

ブログであればすぐにリライトをかけられますが、Webライターとして納品した記事は2度と書き直すことができない。

 

だからこそ、この記事で紹介している「一つの記事に3度触れる」ライティングが必要だと感じたんです。

常にフレッシュな脳でサクサクとライティングする目的もありますが、同じぐらい重視しているのが記事の品質。

別に感動的な文章でなくてもいい。破綻していない文章が書きたい。そう願った結果、自分は何度も見直す今の書き方に落ち着きました。

 

【まとめ】3回文章に触れる短時間ライティングがおすすめ

1日目にざっと書き、

2日目にひとまず完成させ、

その次の朝に自分が書いた文章の稚拙さに頭を抱える。

 

いま自分はWebライターとしての文章をそのような手順で書いています。

今日は案件Aの3回目と案件Bの1回目と案件Cの2回目をやろう!みたいな感じで並行させながら。

 

Webライターの仕事は執筆スピード次第で稼ぎが左右されるものですが、品質の安定も当然重要です。
両者を維持できるような自分流のライティング習慣を作ることで、Webライターの仕事は自然と安定してくると思いますよ。

 

ちなみにこの文章は現在80%。自分のブログなので油断しきって2回書きの時点で投稿しています。そのうち読んでて恥ずかしくなって3回書きの作業に入るんでしょうね。頑張れ未来の自分。今の時点ではどこが恥ずかしいかわからん。

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