逃げログ
元小学校教員12年。今はWebライター。
ライティング

Webライティングの上達は語尾を意識することから

こんにちは、オット(@otto_kunitati)です。
Webライターとしてランサーズと直接受注の2本柱で生活しています。

今回の話題は「語尾の意識」。ライティングの上達に関する話です。

「整った文章を書きたいなぁ」

「文章の幼さをどうにかしたいなぁ」

その辺の願いを叶えるヒントになるかもしれません。

語尾を意識すると文章は整う

文章を書く際、同じ語尾が連続しないようにすると文章の質が上がります。

文が終わり次の文を読み始めるまでの一瞬。そのわずかな時間にもっとも印象を作るのは一番最後に読んだ語尾でしょう。読み手は一文を読み終える度に語尾を印象に残し、そこから文全体に対する雰囲気、つまりは文の質を感じ取っています。

今日は晴れです。
洗濯日和です。
午後から外出する予定です。

今日は晴れ。
洗濯日和です。
午後からは外出する予定でいます。

上が同じ語尾を連続させた例。
下が工夫して語尾を整えた例です。
なんとなく下の方が幼さを感じない自然な文になっている気がしませんか?

今度何かしら文章を書く機会があれば、同じ語尾が連続しないように書いてみて下さい。少し考えながら書く必要はありますが、出来上がった文章はきっとこれまでとは違った雰囲気を纏うことでしょう。

 

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語尾を気にしようとすると文全体にも影響が出る

語尾を意識するようになると、自然と文章全体にも気を配りながら書く意識がついてきます。

同じ語尾が連続しないように意識するというのは案外難しいもの。そこをあれこれ工夫していると、いつの間にか意識は文全体のつながりにまで及んでいくのです。

例えば直前の2文ですが、最初は次のように思い浮かびました。

同じ語尾が連続しないように意識するというのは案外難しいものです
そこをあれこれ工夫しているといつの間にか意識は文全体のつながりにまで及んでいくのです

これだと「です」が連続してしまいますね。
そこで次のように変えてみます。

同じ語尾が連続しないように意識するというのは案外難しいと思います
そこをあれこれ工夫しているといつの間にか意識は文全体のつながりにまで及んでいくのです。

とりあえずこの二文においては同じ語尾が連続しなくなりました。

しかし今度はもう一つ前の文と「ます」「ます」で語尾がぶつかることに。
後ろの「です」と重複せず、なおかつ前の「ます」とも違う書き表し方が必要です。

 

と、こんな感じで脳内でうだうだ考えた結果、最終的には実際に書かれている文面に仕上がりました。

語尾を気にし始めるとその文や近くの文だけではなくもっと遠く、文章全体のリズムも自然と気にする癖がついていきます。

 

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語尾が連続する文章もある(これは達人の技)

世に出された文章の中には語尾が連続しているものも結構見かけます。その中には著名な書き手が作っている文章も。

特に著名な方が書いている場合なんですが、良い文章というのはたとえ語尾が連続していても、それによる幼さ、違和感のようなものは伝わってきません。

これには一つからくりがあります。
一文が長いんです。

一文が長いと語尾と語尾との間隔が遠くなります。すると、次の一文を読んでいるうちに前に読んだ語尾の印象が薄れ、その結果語尾の連続による違和感が弱くなるというわけです。

 

ただし、これには一つ注意点が。

一文を長くするというのはライティングの基本に反します。というのも、一文を長くするとその分だけ読み手側に求められる読解力が高くなってしまうのです。

ライティングの基本は「一文一意」。一つの文で伝える意味は一つに絞るというものです。Webライティングの場合は読者が流し読みをしがちなことから特に重要な基本となっています。

実際、一文を長くしてしまった結果何が言いたいのか全く伝わらなくなってしまっている文章が、Webの海には無数に転がっています。

著名な書き手が書く一文が長い文章とは、「たとえ一文が長くなってもわかりやすさを失わずに読者に価値を伝えられる」という極めて高い技術のもとに書かれたものなのです。

 

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語尾を意識することがライティング上達の第一歩

まとめます。

  • 同じ語尾の連続を避けると文の質が上がる
  • 語尾を意識すると文章全体のつながりを意識できるようになる
  • 一文が長ければ語尾の連続は気にならないが…

語尾の連続を避けることで、文章全体に整った印象が生まれます。

これまで語尾をあまり気にしてこなかった方であれば、語尾を整えることで文章は劇的に変わることでしょう。