iPad Pro10.5と12.9が発売されてだいぶ時間が経ちました。
既に購入して使っている方も多いことと思います。
さて、自分はiPad Proを買おうと思った時にずいぶんとネットを検索しました。
何せ10.5と12.9どっちを買うかという究極の選択があったからです。
その他にも、スマートキーボードやAppleペンシルといった周辺機器、特にスマートキーボードがどこまで実用に耐えるものなのかも知りたかったですし。
しかし、当時検索して見つかった情報というと、iPadProのスペックや新機能、サイズの比較や開封の儀などがほとんどで、そこに自分の求める情報はありませんでした。
今回の記事では、当時自分が知りたかった重さや大きさの体感、キーボードの実用性などをそれこそ当時の自分に語るつもりで紹介していきます。
iPad Pro10.5の重さについての感想
まずは重さについて。詳しい数値はググるとすぐに出ると思うので割愛。
iPad Pro10.5単体で持った時は特に不満は感じません。
新型MacBookと比べると明らかに軽く、気軽に持ち運んで使い倒すことができます。
以下、シチュエーション別にもう少し詳しく話しますね。
座って使う場合
画面の下部を膝にのっけて使うと、膝にも手にも負担は感じません。
外出先、電車の中で座って使う場合、長時間使っても疲れは無さそうです。
立って写真や動画を撮る場合
写真であれば問題ありませんが、動画を撮る場合は長時間だとキツいです。
自分の最高記録は14分。
仕事中、歩き回りながら撮った動画がこの長さでした。
撮り終わった後は結構腕にきました。
これは34歳文科系男のデブ腕での話なので、若い人や筋力のある人であれば苦にならないかもしれませんね。
仰向けに寝っ転がって使う場合
腹の上に画面を置いて使う感じですね。座った時と同じく負担は感じません。
ダラダラとネットサーフィンができます。
また、うつぶせになって使う場合はスマートキーボードを使えば床に立ててノートパソコンっぽくできるので便利です。
スマートキーボードと一緒に使う場合
問題がこれ。スマートキーボードをくっつけた状態だと持ち歩くにはちょっと重いです。
体感で新型MacBook12インチと同じぐらいの重さになります。
スマートキーボードはカバーとしての機能も想定されているので、普段からつけっぱなしにするイメージで考えている人が多いと思います。
ですが、重さを考えると持ち歩きメインの時はスマートキーボードを外した方がいいです。
ちなみにスマートキーボードは0.5秒で外せますから面倒くささは全くありません。
iPad Pro10.5のサイズ・大きさに関する感想
大体の人は10.5と12.9の比較をしていると思います。
そうなると10.5の情報として求められるのは、小さいかどうか、物足りなくないかですね。
10.5に物足りなさは感じない
結論を言えば、小さいとは感じませんし、物足りなくもありません。
手に持って使う場合も、スマートキーボードを接続してノートパソコン的に使う場合も、画面が小さいと思うことはありませんでした。
イラストレーターである嫁の感想
もう一つ。我が家ではプロ級のお絵かき力を持つ嫁が、時々このiPad Pro10.5とAppleペンシルを使ってお絵かきをしています。
その嫁に10.5インチが小さいかどうか聞いてみたところ、「小さいとは感じない」という回答をもらいました。
「画面を手に持って絵を描けるからこの大きさが良いよ」とも言っています。
「固定して描くのであればもう少し広い画面でもいいかな~」とのことでした。
その道の玄人の意見はとても参考になりますね。
iPad Pro10.5用スマートキーボードの感想

筆者愛用のスマートキーボード。
高い買い物でしたがこれは全く後悔がありません。
ワンタッチで接続できてとにかく使いやすいキーボード&カバー&スタンドです。
スマートキーボードの打鍵感
一見ペラペラした感じのキーボードなので、これは気になりますよね。
自分も気になってわざわざヨドバシまで展示品を触りに行ったりしていました。
その打鍵感ですが、新MacBookのキーボードとかなり似た感覚です。
なので、MacBookのキーボードのあの感じが許せる人ならこのスマートキーボードも問題なく使えますよ。

もう一つ、キーボード自体の小ささも気になるところですが、実際に両手を置いて文字を入力してみるとそこまで窮屈さは感じません。
実際、このブログの半分以上の記事はiPad Pro10.5&スマートキーボードで書いていますが、ストレスなく文字入力できています。
スマートキーボードの耐久性
特筆すべきはこれ。
スマートキーボードはとにかく頑丈です。
レビューではなかなか書かれていないんですよ。
自分も買ってからその凄みを思い知らされました。
我が家には今赤ちゃんがいて、筆者&嫁のガジェットを手あたり次第にいじりまわっています。
嫁のMacBookがよく逆関節かけられ画面がバキっといきそうになっていてヒヤヒヤしているわけですが、このスマートキーボードは何の心配もありません。
というのも、スマートキーボードは一定以上の負荷がかかるとそのままiPadからパカっと外れるようになっています。
赤ちゃんが変にいじり回しても壊れちゃう心配はありません
そして更に感心したのが耐水性。
スマートキーボードはキーに隙間が全くなく耐水性が高いんです。
たとえ水をこぼされようとよだれで汚されようと無傷です。
離乳食のベタベタで汚れても、濡れ雑巾でゴシゴシふくことができるんですよ。
外出先で使うことの多いスマートキーボードのような機器の場合、耐久性耐水性が高いというのは相当なアドバンテージだと思います。
他にももっと安いキーボードがサードパーティーから色々販売されていますが、自分はこの耐久力が2万弱で買えたのだから安いものだったと思っています。
まとめ「iPad Pro10.5は本当に買ってよかった。大きさはこれで十分」
ApplePencilとスマートキーボードを合わせると結構高い買い物になりましたが、買って後悔はありませんでした。
これが12.9だったらどうなったのかなぁと思うことはありますが、少なくともビデオカメラとしての用途は重さの関係で難しくなったんじゃないかなと思います。
自分には10.5がピッタリでした。
嫁のように、ApplePencilをフル活用して絵を描きまくりたい人は12.9も選択肢に入ってくるのかもしれませんね。

