「武器としての書く技術」という本があります。
ブロガーであるイケダハヤトが数年前に書いたものです。
前々から気になっていた本なのですが、結婚して以来あまり出費を増やしたくない自分はなかなか手を出せずにいました。
いや、買おうと思えば買えるんですよ?気持ちの問題です。
で、先日ツイッターでこの本のkindle版が安売りされているとの情報を偶然見つけ、その10秒後にはポチってしまいました。
所詮気持ちの問題ですから心変わりも早いものです。
そうやって手に入れ赤ちゃんをあやしながら読んだこの本、数年前に書かれたとは思えないほど今も通用する情報が盛りだくさんです。
今の自分にしっくりくる内容だったので書評を書くことにしました。
いや、書評というよりも逆に本に自分を評価してもらう感じでしょうか。
一言で書評するならば「ブログライティングの教則本」
読んでいる途中からずっと感じていました。
この本は今までに読んだどの本よりも自分のニーズに合った「WEBライティングの教則本」であると。
イケダ氏の言っていること一つ一つが、まさに今自分が直面している悩みであったり欲しかった情報だったりするわけです。
ライティング、コピー力、マネタイズ、生き方。
イケダハヤトという化け物級のブロガーが書いたという説得力の下、一つ一つの情報が自分の中にしみこんでいきました。
イケダハヤトのもつスピード感の正体が込められている
さて、この書評では本の中の1テーマ「WEBライティング」について感想を書くことにします。
一番印象的だったので。
イケダハヤトは一つのブログ記事を15分で書くそうです。
自分の場合はどうでしょう?
恥ずかしながら一つの記事を書くのに2時間も3時間もかけるのがザラです。
そんな感じですから当然更新の頻度もスローペースで、ブログを開設して半年が経つ今の時点で記事数はおよそ70記事程度。
毎日更新が絶対的正義かどうかはわかりませんが、メディアの成長度としてあまり手ごたえが無いのは事実です。
自分はWEBライティングの技術を真剣に学びたいと常日頃願っていました。
その技術の一つは当然執筆の速さ。
自分が遅筆であることは自覚していました。
書くことで対価を得て生活したいと思った場合、ライティングの速度は収入額に大きく影響します。
月に50本書く人間と20本書く人間とでは、当然得られる額は違ってくるわけです。
情報としての質を保ったままライティング速度を上げるにはどうすればいいのか?
プロレベルのライティングはどのようにすれば身につくのか?
ブログを始めて以来、自分の中にある悩みでした。
ライティングはトレーニングできる。まずは時間を計ることから
イケダハヤト氏の書いた「武器としての書く技術」は、そんな自分に答えをくれました
いや、答えというよりは刺激ですね。
今もこうして文章を打っていますが、この文章はイケダ氏の文章を読んで唐突に打ちたくなったものです。
イケダ氏が執筆にかける時間は15分。
実はこの文章を書き始める時に時間を計り始めていたのですが、自分の場合ここまででちょうど18分。
「記事を書くときに時間を計る」というのも、この本に載っていた内容です。
イケダ氏によると、ライティング速度はトレーニングで鍛えられるものであり、そのトレーニングの一つがこうして時間を計ることなのだそうです。
15分記事とまとめ記事の書き分け
今日の記事は普段の自分の文章とはかなり様子が違う、どちらかというと平行して運営している「旅先速報」の時の自分の書き方みたいな感覚です。
普段からこのブログを見てくれている方からすれば、こいつは変な薬でも飲んだのか?と感じるほどの違いかと思います。
メインブログである「逃げログ」は、基本的に「体験をもとにした情報を見やすくまとめて紹介する」という形態をとっています。
イケハヤ氏によるとこのタイプの記事は「まとめ記事」に分類されるそうで、それとは別に「1タイトル1テーマ」の一ブログ記事があるということです。
実際イケハヤ氏のブログを見てみると、「1タイトル1テーマ」で書かれた記事が山のように投稿されています。
ツイッターで1日に何回も告知されるあの記事です。
「1タイトル1テーマの記事」は正直すごく読みやすいんですよね。
自分はずっと「読みやすい記事」が理想だったので、目から鱗が落ちた気分です。
もう一つ。
自分は「旅先速報」の雑記を材料として情報をまとめあげ、見やすく豊富な情報量として清書したうえでこのブログに投稿することがあります。
イケハヤ氏の書くそれらの記事もやがていくつかがまとまって大きな「まとめ記事」に進化するのでしょう。
ならば、自分もいちいち別ブログである雑記帳に情報を分けることをせず、小ネタもまとめも両方この「逃げログ」でやっちゃえばいいんじゃないか?と思いました。
年末で時間もあるので、ブログの統合を考えてみようと思います。
書評口コミまとめ「スピード重視のブログライティングの教科書として」
まだまだこの本について語りたいことは山ほどありますが、ここまでで終わりにします。
読み終わるまでにかかった時間はおよそ3時間。
とても影響力のある本でした。
- WEBライティング
- ブログ運営
- 人生を変えたい
この辺に興味がある人にとってはピンポイントに突き刺さる内容です。
興味があれば読んでみてはいかがでしょうか。
自分にとっては有意義な3時間でした。
ここまでで39分。まだまだだなぁ。
M1Macが気になる。
2021年のどこかで買いそう。
iMac、春か夏に出るかな?