今年の途中から教員に復帰して臨時で担任やってるんですが…
結構焦ってます。
自分はとことん本に育てられた教員。
困ったことがあれば本を探し解決方法を実践、成功すればそれを自分の技術にして引き出しを増やしてきた。困ってなくても本を読んだ。とにかく情報を体に通せば、必要なものは自然と自分の中に残るから。
本を読む時間と金と気力を失った今、不安と焦りが酷い
— タビセン@田舎の臨時教員 (@Tabisen_writer) November 15, 2019
知識と技術が自分の中からかなり抜けてるんですよ。いまいち学級経営に手応えが無い。
年度途中からの担任故に学級ルールを徹底できていないだとか、準備時間が独身時代より圧倒的に不足してるだとか、色々と理由はあります。
で、その中でも特に手応えのなさの原因だなと思っているのが、
「読書不足」。
独身時代と比べ、今の自分は圧倒的に本を読めていないんですよ。
かなり焦ってます。
向山洋一全集をもう一度読みたい
今の自分に一番必要な本は、「向山洋一全集」でしょうね。
2年のブランクによって教員としての知識と技術がかなり抜けてしまっているので。
というか、正採用教員の最後2年は特別支援学級で少人数を動かしていましたから、集団統率のブランクと考えると丸々4年にもなります。
向山洋一全集は100巻以上にもなり、全教科はもちろん教育問題や特別支援教育、教員の処世術に至るまで様々な内容が網羅されているもの。
その中でも、独身時代の自分の体に特に強烈に残ったものが「心構え」「学級経営」でした。
全集を読んでいると、いつの間にか自分の中に「教員としての心構え」が生まれます。そして「理屈と情熱を併せ持った学級経営」を目指す指針を得ることができます。
今の自分に不足しているものです。
もう一度読みたい。
教育書は高い
しかし!
教育書って高いんですよね。全集を全部買うなんて力技をやった日にはちょっとしたバイクが一台普通に買えちゃいます。
独身時代の自分は無限にお金がありましたから、全集を少しずつ買い足して結局全部買いました。無限にあった時間を使って全部読みました。
ですが、その全集も今は手元にありません。
全部捨てちゃったので。
正採用教員を辞めるときに、「二度と教員をやることはないだろう。この本があると嫌な記憶がいつまでも脳から離れない気がする」と、全て捨てたんです。引っ越しの荷物にもなってしまいますし。
でも、結局もう一度教員になりましたね。望んだわけではない、必要に迫られての復帰ですけど。いつまで続くかはわかりませんが、なんとも見通しのない愚かな人生です。
数十万円かけて買い溜めた教育書達、今から同じように買いなおすというのは不可能でしょう。結婚しましたし。子供いますし。
教育書を読もう。若いうちに
これ読んでるあなた。(ここまで読んでくれる人、いるんですね)
もしもあなたが教員だったとしたら。
更にまだ独身でカネと時間を持て余しているとしたら。
どんどん教育書を読んだら良いと思いますよ。
- 読む
- 実践してみる
- 成功体験を得る
- 自分の技になる
本を読めば読むほどに、教員としての仕事が充実していきますから。
今のうちです。ほんとに。専門書なので大きな本屋さんにしか満足に置いていないとは思いますが、普通にネットで買えますから。
高い買い物ですが、教員の仕事は間違いなく楽しくなります。
目の前の子供を救うことができます。
なわとび指導。
22歳の頃の自分は「がんばれ!」「100回やろう!」なんて酷い指導をしてた。24歳だったかな?色々と本を読んだ結果、
「着地の足音をできるだけ小さくしよう」
「膝を伸ばし気味に跳ぼう」
なんて助言をするようになった。教員ってほんと知識技術。一刻も早く情報入れた方が良い
— タビセン@田舎の臨時教員 (@Tabisen_writer) November 15, 2019
本、読みまくりましょう。
今のうちに。

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