- ジョギングやウォーキングを続ける方法
- 途中で諦めずにもっと走りたくなる方法
その方法とは心拍数を測り続けることです。
走っている途中にサッと心拍数を見ることで、やる気や目的意識みたいなものが湧いてくる。そんな話を体験×読書をベースにまとめました。
心拍数を測るとジョギングが続く理由
心拍数から脂肪や糖の燃焼具合がわかる
心拍数を見ることで、運動の目的が達成されているかが一目でわかります。
それこそが心拍数=やる気となる理由。
ジョギングやウォーキングを行う目的と言えば、
- 脂肪の燃焼
- 血糖の燃焼
の2つのどちらか、もしくは両方だと思います。
運動中の心拍数には最も脂肪や糖を燃焼させやすい値があり、それを維持すれば効率的に健康を得られるんです。
その心拍数の値を目指すことで、運動を続けるモチベーションを高めます。
脂肪や糖を燃焼させやすい心拍数の値
- (220-年齢-安静時心拍数)×0.7+安静時心拍数
この式で自分の目標心拍数を計算できます。
自分の場合、年齢を38、安静時心拍数を60で計算しました。
結果、運動中の目標心拍数は145.4。
心拍数がこの値に近づくように運動すればいいわけです。
行動から報酬までの時間が短ければ人は頑張れる
ひとつウンチクを。
先延ばしを防ぐ方法の一つに「報酬のタイミングを近づける」というものがあります。
- 「それをやったら1年後に1万円もらえるよ」
- 「それをやったら2分後に1000円もらえるよ」
この2つでは、2分後に1000円もらえる場合の方が、人はすぐに行動できるそうです。
なんとなくわかる気はしますね、この感覚。
SNSやスマホゲーに人々がハマるのはまさにこの現象によるもので、何かツイートするとすぐに反応がある、ゲーム内で行動すればすぐに報酬が発生する、といった「すぐに得られる報酬」が人をハマらせるんです。
運動効果がすぐに見えれば人はジョギングを頑張れる
つまり。
継続力忍耐力が必要なジョギングやウォーキングも、その運動に効果が出ていることが「すぐに」わかれば、運動を続けられるわけです。頑張れるどころか楽しくなってきます。
そこで心拍数のリアルタイムな計測です。
運動中に心拍数をチラッとみて、脂肪燃焼効率の良い心拍数が表示されていれば、「自分はいま効率的に脂肪を減らせている!」というポジティブな実感を得られるのです。
実際楽しいですよ、心拍数見るの。
運動が終わったあとに心拍数のグラフを見て、理想的な心拍数を狙い撃ちできている様子を知るのもまた良い達成感があります。
朝食30分後に朝ラン。
5歳児がついていたので一周で切り上げました。
心拍数を140で維持することだけ考えて走ります。疲れたら歩けばいいし、心拍数が下がったら走ればいい。 pic.twitter.com/OhZ9XJFfyJ— 2型糖尿病のベンゾウ (@benzou_dm) July 17, 2022
運動中に心拍数を測る方法
Apple Watchが便利です
自分はジョギング中の心拍数を測るのにApple Watchを使っています。
- ①ワークアウトを選択
- ②屋外ジョギング(またはウォーキング)を選択
- ③スタートを押す
走り出す時の操作はこれだけ。iPhoneは持たなくてOK。
あとは走りながらサッとApple Watchの画面を見れば、
- 現在の心拍数
- 走った時間
- 走った距離
- その他諸々
といったデータが瞬時に確認できます。
チラッと見て心拍数が低ければウォーキングの歩幅を広げたりスピードを上げたり、ジョギングに切り替えたりといった対策をします。
逆に心拍数が高ければ、ジョギングやウォーキングのペースを落とします。辛すぎる運動をしなくて良いという免罪符です。
Apple Watchは他にも色々と便利な道具なので、Apple党、iPhone使いの人はApple Watchオススメです。
そうそう、先ほどの計算式に出てきた「安静時心拍数」も自分が寝ている間にApple Watchが勝手に測ってくれているものです。
Apple公式
https://www.apple.com/jp/watch/
参考文献
定年後から始めて一生歩ける!最大効果のウォーキング
糖尿になってから読んだ本。心拍数の計算式について、ウォーキング中の運動強度の調節方法について、参考にしました。
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