こんにちは、タビ(@Tabisen_writer)です。
12年務めた小学校教員を心労でボキっと退職した後、ブログを書きつつWebライターと学童保育支援員を掛け持ちして生活しています。
さて今回のテーマは【iPad Proの使い勝手】。
Webライター&ブロガー目的で使う場合のiPad Proの長所短所についてレビューをしてみようと思います。
Contents
レビューの方向性
自分はパラレルワーカーという立場上、どうしても外出先でスキマ時間を縫うように文章を書く機会が多いんですね。
で、その時に使っているのがiPad Pro10.5インチ。
初めは「タブレットで文章作成とか大丈夫かなぁ?」
なんて思ってたんですが、結局何だかんだで使えています。
このスタイルでの酷使が始まってそろそろ半年経つんで、ここらで一度この愛用品のレビューを書いてみようかと思いました。
主観バリバリで書きますんで、あまり信じ込まずに参考程度の情報として読んでくださいね。
ライティング・ブログ運営におけるiPad Proの長所
特筆すべきはスマートキーボードのライティング能力。良いですよ。
他にも自分が感じているちょっとしたメリットを紹介します。
iPad Pro10.5のスマートキーボードは普通に使える
スマートキーボード、良いですよこれ。
自分は30代、172cmのおっさんで体格のわりに手が大きいという身体スペックなんですが、スマートキーボードで文字を打っていて狭さやわずらわしさを感じることはありません。
買って1年経ちますが特に故障もなく、何十万字打ったかわからない酷使レベルでも元気に役に立ち続けてくれています。
他にも完全防水だったりワンタッチで接続できたり電源不要だったりと、非常に優秀なキーボードですね。
人によって感じ方は違うとは思いますが、少なくとも自分にとってスマートキーボードは十分実用レベルのライティング道具です。
持ち歩きしやすい軽さ
iPad Proはタブレットですから当然軽いです。
スマートキーボードと合わせて持った状態でMacBookよりもちょっと重いという感じですね。
というかMacBookが軽すぎですよあれは。
パソコンであるMacBookと比べ、iPad Proは多少雑に扱っても問題なさそうってのがまた良いです。本当は雑に扱っちゃいけないんでしょうけど。
その場で写真を撮れる
記事を作成中、もしくは他のことに使っている途中、何か写真にしたいものがあれば即撮影することができます。
これについてはiPhoneで撮っても大した変わらないじゃん!と言われればそれまでです。
が、iPhoneを出すその一手間やiCloudでiPad Proに写真を運ぶ若干のタイムラグを考えるとiPad Proで直接写真撮った方がラクなんじゃないか?と思うんですよ。
ちょっとした差だとは思うんですが、自分はわりとiPad Proでブログ用の写真を撮っています。持ち物や食べ物紹介なんかでは特に重宝しますね。
バッテリーの持ちがかなり良い
バッテリー満タンの状態からカフェに半日居座ってライティングの鬼になっても何とか生き残る。
それぐらいにはバッテリーの持ちが良いです。
その分充電時間の方もスマホと比べるとかなり時間がかかるので、夜はしっかり充電しておくといいですね。
自分はそういう習慣を作れない困ったちゃんなのでその場でモバイルバッテリーから充電しようとするんですが、あっという間に全ての電力をiPad Proに吸い取られてしまいます(笑)
エディター「BEAR」がなかなか馴染む
今使っているエディターはBEAR。
無料アプリです。
後述するWordPress問題のためWordPress内での記事作成は無理ゲー。そこで必要になるのがエディターの存在なのですが、BEARはなかなか良いですよ。
特に紹介する機能は無い(自分が使おうとしていない)んですが、なんとなく手に馴染むんです。
このアプリは課金することでHTMLでの出力が可能で、それができるとめちゃくちゃ便利だと思います。WordPressエディタが本当にコピペするだけの存在になりますよ。
自分はまだ未課金なんですが、今後もiPad Proを使い続ける方向になりそうであれば課金すると思います。
ライティング・ブログ運営におけるiPad Proの短所
致命的な欠陥が3つほどあります。
許せない人はMacBook使いましょう。自分はギリギリ許せています。
まぁ予算の関係もあって今持っているiPad Proで妥協したい気持ちが大きいからというのもあるんですが。
WordPressをブラウザで操作する時の不具合
2つあります。
まずは矢印キーが実質使用不能であること。
文章作成中に矢印キーを押すと、カーソルが移動すると同時に画面もスクロールされてしまいます。
矢印キーにカーソル移動とスクロールという2つの役割が設定されてしまっているんですね。
iPad Proはマウスもトラックパッドも無いため、カーソル移動が弱点です。そのため文章内の一部分の選択や誤字の修正等はキーボードを使ったショートカットを多用したいところ。
なのにこの仕様のせいでショートカットがほぼ死ぬんです。
カットするにもコピーペーストするにも後からマークダウン法使うにも、カーソルを矢印キーで移動したいですから。
それができないんです。
これはなかなか厳しいですよ。WordPress内のエディタを使わずに外部で文章を作る理由がこれです。
もう一つ、そのスクロールが逆にできなくなり文章の編集が続行困難になる不具合もあります。
これについては不具合の概要と対策法を別記事で書いたので興味ある方はみてください。

タッチパッドの限界
WordPress内で編集作業をする時は矢印キーが使えないので当然タッチパッドを多用します。
他のエディタで文章作成する時も、場合によってはタッチパッドを使うケースがあるでしょう。
で、そのタッチパッドですが、いちいちキーボードから手を離して手首を10センチ持ち上げて画面を触るというこの一連の動作が非常にめんどい。というか負担。
できるだけキーボードのショートカットを多用することでこの問題に対応するわけですが、やはりタッチパッドは文章作成業務との相性がきわめて悪いですね。
仕方なし。
文章入力中にフリーズする
iPad Proあるあるです。
文章をゴキゲンにカタカタ打っていると、突然フリーズするんです。
タイミングは文字変換をしようとした時。
カーソルとキーボードがうんともすんとも言わなくなります。
解決方法は一度別のアプリに画面を切り替えること。
切り替えたうえでまたエディターに戻ってくると、何事もなかったかのようにまた文章作成を続けることができます。
これは何なんでしょうね。
1日に何度も起こるので、わずらわしい人にはわずらわしいかも。
今後もiPad Proを使うかどうか?
予定としては、MacBookを使いたいですね。用途の9割がライティングである自分にはあれが絶対にちょうどいい。
MacBook、実は独身時代に買って持ってたんですよ。
ですが結婚して以降は嫁がフル活用している状態で、ほとんど自分の手元にはないんですね。
で、嫁は最近ライティングではなくWebエンジニアの方に進み始めていて、MacBookの性能に限界がきているんです。
たぶん近いうちに嫁はMacBookProを買うことになると思います。
そして同時にデザイン用としてこのiPad Proも使いたいとのこと。
まーおさまる所におさまるでしょう。
【まとめ】外出先でのライティング用としてiPad Proは実用レベルです
・スマートキーボードは普通に実用レベル
・WordPressをブラウザ上でいじろうとするとキツい
・バッテリーがなかなか優秀
という感じ。全体的に好意的なレビューになりました。
ライティング用としてこれからデバイスを買うのであればわざわざiPad Proを選ぶ必要は無いでしょう。
ですが、既にiPad Proを持っている人やこれから別目的でiPad Proを買う予定がある人については、ブログ用としても使ってみてはいかがでしょうか。
わりと良いですよiPad Proでのライティング。