朝は元気だった長女が突然38.7度の発熱。
保育園から電話がかかってきたので、急いで迎えに行きそのまま小児科へ連れて行きました。
この一連の騒ぎでわかったこと、ヘルパンギーナについて更に調べたことをまとめておきます。
保育園ではヘルパンギーナが流行
朝からヘルパンギーナ注意の張り紙が
朝、長女を保育園に送った際に注意書きを見つけました。
(※強要→共用ですねたぶん)
ヘルパンギーナが保育園で出たとのことです。
症状や注意書きは見ての通り。
子供にとって不快な症状が多いので、かなり厄介な病気です。
長女の見取りの内容
昼過ぎ、15時頃に保育園から電話がかかってきました。
38度7分と聞いてすぐさま保育園へ直行。
保育士さんが教えてくれた症状の見取りは以下の通り
- 昼食をあまり食べなかった(普段はすごく食べる)
- 昼寝から起きた後に体温計ったら38.7℃
- でも昼寝後のおやつは食べた(凄い
- 顔色が午前中から曇っていた
食べる量が減ったと聞いて、一つ思い出したものがあります。

以前手足口病にかかった時も、喉が腫れて痛いことが理由で食べることを嫌がったんです。
大食いのこの子が食べないというのは只事ではないので、すぐに小児科へ直行しました。
小児科へ直行し診察を受ける
診察のようす
胸の音、お腹の音、背中の音は問題なし。
喉はやはり腫れていました。
ただ、ヘルパンギーナの特徴的な症状である「喉の奥の赤いぶつぶつ」はまだ無かったようです。
医師のアドバイス
高熱が出ていてなおかつ食事を渋っている時は解熱剤を使う。
熱が高くなるとのどの痛みが強まるから。
2,3日経って熱が下がらないようであればもう一度受診を。
保育園は熱が無く食事もできているようなら行かせてよい。
こんな感じです。
このブログは嫁も読んでいるので情報共有がてら書き出しました。
ヘルパンギーナについて一通り調べました
ここから先はお勉強。
信頼できそうなサイトを読んでわかったことをまとめておきます。
”https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ha/herpangina/392-encyclopedia/515-herpangina.html”
ヘルパンギーナとは
ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行する。いわゆる夏かぜの代表的疾患である。
発熱、口の中の発疹。どちらも嫌ですね。
ヘルパンギーナの症状
2~4 日の潜伏期を経過し、突然の発熱に続いて咽頭痛が出現し、咽頭粘膜の発赤が顕著となり、口腔内、主として軟口蓋から口蓋弓にかけての部位に直径1~2mm 、場合により大きいものでは5mmほどの紅暈(こううん、皮膚が部分的に充血して赤く見えること)で囲まれた小水疱が出現する。小水疱はやがて破れ、浅い潰瘍を形成し、疼痛を伴う。発熱については2 ~4 日間程度で解熱し、それにやや遅れて粘膜疹も消失する。発熱時に熱性けいれんを伴うことや、口腔内の疼痛のため不機嫌、拒食、哺乳障害、それによる脱水症などを呈することがあるが、ほとんどは予後良好である。
潜伏期が2~4日。
うちの保育園の場合は週末に子ども達に感染して週明けに発症した感じでしょうか。
赤いプチプチが破れて潰瘍になってからが痛いそうです。
これはもしうちの長女がヘルパンギーナだったとしたら、しばらく食事が大変になりそうです。
かなりやっかいな病気ですね。
発熱は2~4日程度でおわり、やや遅れてプチプチも治まるとのこと。
ヘルパンギーナの治療と予防
特異的な治療法はなく通常は対症療法のみであり、発熱や頭痛などに対してはアセトアミノフェンなどを用いることもある。時には脱水に対する治療が必要なこともある。無菌性髄膜炎や心筋炎の合併例では入院治療が必要であるが、後者の場合には特に循環器専門医による治療が望まれる。
特異的な予防法はないが、感染者との密接な接触を避けること、流行時にうがいや手指の消毒を励行することなどである。
解熱剤を適宜利用してつらさを診ながら、脱水症状に気を付ける感じですね。
感染者との密接な接触を避けるとありますが、ヘルパンギーナって大人でもかかるのかな?
ヘルパンギーナは大人もかかる?
更に別のサイトを調べてみました。
”http://president.jp/articles/-/13209”医療ライターが書いた文章ですね。こういう文章は医療関係者の校閲が入っているはずなので信用します。
このウイルス感染症は6歳以下の乳幼児に多く、大人はかからないと思っている人もいるようだが、実は大人でもかかる。大人がかかると39度以上の高熱が続くなど、重症化するケースが多いそうだ。特に、家庭内で子供が感染したとき共用のタオルを使わないようにするなど、家族がうつらないようにしよう。感染は飛沫感染で、空気中に浮遊するウイルスが鼻や喉の粘膜などに付着することによってうつる。
症状が強く出ているときが最もうつりやすいが、回復期でも2~4週間は便からウイルスが検出されることがあるという。おむつをしている乳児がかかったときは便の処理にも注意が必要だ。ヘルパンギーナのウイルスはいくつもの種類があるので、一度かかった人でも何度でもかかる。
大人もバッチリかかるみたいですね。
しかも手足口病と同じく大人は重症化しやすいらしい。
タオルやおむつに気を付けるとありますが、飛沫感染って書いてありますね。
これはお世話している大人はもう防ぎようないんじゃないかなぁ…
まとめ
ヘルパンギーナは…
- 高熱と喉の痛みが特徴
- 飛沫感染し、発症から一週間弱で治る
- 大人もかかる(しかも重症化しやすい)
こんな病気みたいですね。
長女はまだ赤いプチプチが出ていないのでヘルパンギーナかどうかはわかりません。
かなり怪しいですが、只の風邪ならいいなぁと願います。
コメント