逃げログ
元小学校教員12年。今はWebライター。
学童保育

学童保育の給与について。自治体の嘱託員として働く場合

こんにちは、タビ(@Tabisen_writer)です。

小学校教員を12年務めた後、現在は自治体運営の学童保育所で嘱託員として働いています。

さて今回お話しするテーマは【学童保育で働いた場合にもらえる給料】。

このテーマを扱おうと思った理由ですが、実はいま自分が勤務する自治体では学童保育の嘱託員の人数が足りていないんですよ。

足りない理由はわりと簡単に想像できます。

  • 保育士、教員等の免許が必要であること
  • 非正規雇用であり給与に不安がありそうなイメージ
  • 仕事内容に独特の難しさがあること

これらの理由から定着率が低い職業であることが人員不足の理由でしょう。

実際、年度途中で抜けていく方や、新年度の更新を止めて退職される方も多いです。

 

自分はそれら学童保育の待遇の現状を伝えたいわけではありません。

学童保育の仕事に興味がある人に「この仕事はキツいし給料安いからやめておいた方がいいよ」と脅しをかけることではありません。

学童保育の嘱託員という立場には未来があるよというメッセージを伝えたいのです。

以下、自分がそう言える理由をかみ砕いて説明していきます。

元保育士、元教員等で新しい人生を歩もうとしている方に読んでもらえれば。

学童保育嘱託員の待遇はH32年に改善される

いきなり法律の話をします。

地方公務員法と地方自治法がH32年に改正され、その中で学童保育嘱託員の立場が変わります。

特別職である嘱託員から法改正後は会計年度任用職員という立場になります。

H32年4月1日に施行されるこの法改正は、学童保育嘱託員として働く方々の給与面に大きな影響を与えることになります。見た限りではプラスの影響です。

参考:総務省HP「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の運用について

 

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仕事内容と権利義務の関係が曖昧だった

これまで、時間労働者として働く嘱託員の権利や義務は、役所の臨時職員等と比べ非常にあいまいなものでした。

それでいて仕事内容はというと、自治体運営の学童保育を主力として支える、およそアルバイトレベルに収まるような働き方ではなかったわけです。勤務時間こそフルタイムに及ばないものの、職務の内容は正職員と変わらないものだったんです。

今度の法改正によって立場が特別職から会計年度任用職員に変わることで、

あいまいだった守秘義務等の処罰が職員レベルになる

といった義務の強化がある一方で、

ボーナスが支給される

といった権利の強化ももたらされることになります。

 

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待遇改善により定着率が高まると期待

学童保育の嘱託員はこれまで仕事内容に対して待遇が今ひとつであることが定着率が高まらない理由の一つでした。

しかし、今度の法改正によって権利が整備されることで、仕事内容・待遇共に改善が期待されます。

自分としては、教育系の免許や経験を生かす働き方をしたいと考えている方に、今回のこの学童保育嘱託員の待遇が改善されるという事実が伝わってほしいなぁと思っています。

 

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【体験談】とある自治体の学童保育嘱託員の給料&勤務時間

ここで体験談をはさみます。学童で実際に嘱託員として勤務する自分の給料と勤務時間を晒しておきますね。

自分の給料は時給制です。時給1700円弱です。

ボーナスはありません。各種保険は完備です。

 

で、勤務時間ですが、週に30時間ほど働いています。

これについては、週何時間という厳密な決まりはありません。

あるのは1年間に何時間働いたかという決まりのみです。

この1年間に働ける時間というのが非常に厳密な決まりなので、年間でその数字を飛び出してしまうことのないように、管理側がうまく調整をして各月の勤務時間を割り振ってくれます。

 

時給1700円で週30時間×4週ですから、だいたい20万程度ですね。

ここから社会保険等の天引きがあるので、実際にいただける額はもっと少ないですが。

 

H32年の法改正でこの待遇にどんな変化が起きるかな?

この条件に更にプラスの何かが加わるのだとすれば、それなりに良い仕事と言っていいのではと自分は期待してます。

何せ労働時間がフルタイムより少ないんですから。30時間でこの待遇+αというのは有りですよ。

 

学童保育嘱託員になる方法

さて、この文章の目的は学童保育の嘱託員にプラスの興味をもっていただくこと。なので実際に学童保育嘱託員になる方法も紹介しておきます。

嘱託員は自治体のHPで募集されています。

年度途中でもよく募集がかかっていますので、興味のある方は自治体HPの採用関係やニュース関係のコーナーをちょくちょく見ておくと良いでしょう。

 

また、ハローワークでも同時に募集がかけられているケースが多いです。

ハローワークで福祉系の専門職を探していたら自治体の学童嘱託員を紹介されたなんてのもよくある話です。

ちなみに自分は後者。ハロワで紹介されてそのまま面接へ進んだパターンでした。

教育、保育、心理、体育系の免許のいずれか一つを求められるケースが多いので、自分が応募する自治体では何が求められるのかを確認してくださいね。

 

【まとめ】学童保育嘱託員の給与は改善される。転職の選択肢に入れてみては?

どうでしょうか?

自分としては学童保育嘱託員は一つの働き方として十分に未来があるものだと思っています。

平成32年の法改正で何がどう変わってくるかはまだ注目していく必要がありますが、悪いようにはならないでしょう。

教員を辞めた人の次の居場所として、子育てがひと段落した免許持ちの方の働き口として、週30時間の学童保育嘱託員、いかがでしょうか。

ABOUT ME
オット
オット
Webライター。得意分野は教育と発達障害。 新卒から続けていた教員を30代で離職。 以降、住所を東京に変え育児と仕事のバランスを取りつつ日々を過ごしています。 人生の最終目標は「何もしない」をすること。

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