逃げログ
元小学校教員12年。今はWebライター。
学童保育

学童保育のアルバイトを大学生がやるメリット【視点を増やそう】

こんにちは、タビ(@Tabisen_writer)です。

小学校教員として12年働いた後心労で退職し、現在は学童保育所の職員としてどうにか働いています。

さて、今自分が働いている学童保育所には大学生の方が1名アルバイトとして勤務しています。

その方の姿を見ていると思うんです。「この人は将来教員になったら放課後の子どもの姿をイメージできる先生になるんだろうな」と。

教員にしろ、他の職業にしろ、物事を見る視点を多くもつというのはとても重要だと自分は考えています。

学校にいる子どもしかイメージできない教員と、学校の外にいる子どももイメージできる教員とでは、出せるアイデアや判断の質に間違いなく大きな差があります。

今回はそのことを伝えたいと思い、【学童保育と学生アルバイト】を題材にして文章を書きました。

4、5分程度の文量です。時間が取れるようでしたらお付き合い下さい。

学童保育のアルバイトは子供達の「素の顔」を見ることができる

教員志望の学生が学童保育のアルバイトをすることで、子どもたちの「素の顔」を見ることが出来ます。

素の顔とは何ぞや?という話ですが、素の顔とは「よそ行きではない、家庭や友達遊びで見せている生活」のことです。

子どもたちは学校にいる間、もうひとりの自分「ペルソナ」を仮面のようにかぶって生活をしています。よそ行きの自分です。

普通に教員をしていると、見えてくる子供の姿は全てがよそ行きの顔。

でも子供の姿はそれだけじゃないんですね。

学校が終わった後、仮面を脱ぎ捨てて素の自分で遠慮なく生活する姿。その姿を知っておくことは、子ども理解に関わって何らかの判断をするときの貴重な視点となってくれます。

学童保育のアルバイトはその「素の姿」を存分に見ることができ、「学童保育経験者」という貴重な視点を獲得することができるのです。

 

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学童保育アルバイトを通して見つけられるのは子どもの負担、そして親の苦労

学童保育に携わっていると、まず見えてくるのは子どもの負担です。

日本の小学校は集団教育。ですが、その集団の中においても負担の感じ方というのは子ども1人1人で違います。

例えば宿題。学校では学級全ての児童に同じ量の宿題が渡されるケースが多いと思います。

その宿題ですが、5分で終える子がいる一方で、2時間かけて終わらせる子がいるのです。

学童で子ども達が宿題を進める姿を見ていて初めて気づくことです。

 

他にも、学童に来るとずっと畳で寝ているという子もいます。

学童保育ではそのように子どもが「疲れた」を安心して表現している姿を見ることもできます。

 

そして親。

これは保育園も同じなのですが、学童保育に携わっていると、子育てをしながら働く親の苦労をひしひしと感じます。

実際、これは自分が親になってみるとわかること。そして教員の仕事をするうえで非常に重要な視点の一つです。

「保護者の苦労の理解」という貴重なこの視点を、学童保育のアルバイトを経験した学生はスタートダッシュの時点で身に付けることができます。

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アルバイトを通し、子どもを多面的に見れる教員になろう

繰り返しますが、自分は視点を多く獲得することが教員にとって重要な成長のピースだと考えています。

先の「宿題と5分、2時間」という話を知っているか否かでは、子ども達に対する宿題の出し方は変わってくると思いませんか?

「保護者の苦労の理解」という視点をもっているかどうかで、保護者にかける言葉やお願いする作業量等にも気づかいが生まれると思いませんか?

子どもが問題行動を起こしたとき、その子の親が申し訳なさそうな顔、疲れた顔、余裕の無さそうな顔で学校へ訪れたとき、教員はどのような言葉をかければよいのでしょうか。

それを考えるときに物を言うのは「視点」の数ではないでしょうか。

 

人は、視点を増やすことで相手をより深く理解することができます。

相手を理解しようとする姿勢、それこそが優しさ。

優しい人間でありたいと思うのであれば、視点を多く獲得するべきです。

時代は優しい先生を求めています。

 

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【まとめ】学童保育のアルバイトを大学生に勧めたい

旅行。恋。徹夜。スポーツ。それらの成功と失敗。

全てが大切です。それら一つ一つがあなたの視点となって、相手を理解しようとする優しい自分を形作ってくれます。

そしてその視点づくりにおいて、教員志望の学生が学童保育でアルバイトをするというのはとても効果的だと自分は思います。

4年間ずっと働けというのではありません。短い期間でも良いんです。

学童保育のアルバイトを通して、学校の外側で見せる子どもの姿や親の苦労を知ってみませんか?