サッカー

清水の鋭いカウンター、阻止に奮闘した田中の退場【2020第9節】

夜の試合はいつも観戦がテキトーになります。晩飯食べたり3歳児に食べさせたりしながらのダゾーンになるので。

そんな感じで見ていた札幌対清水のアウェー戦でしたが、残念ながら完敗に近い内容になってしまいました。

田中の2ファール

清水不振の理由

の2点について記録しておきます。

田中駿汰の2ファール

後半開始時に出場後、2つのイエローカードを受け62分に退場してしまった田中駿汰。それぞれの状況をもう一度ダゾーンで見てみました。

53分の1枚目

札幌がビルドアップで攻めあぐねていた状況でした。ボランチ田中、最終ラインに降りた荒野がパス交換するも、なかなか田中が前を向けない、ダイレクトで荒野に戻す状況。

そんな中、荒野は駒井へパスを出すとそこに清水のプレスが強まり一気に2人が詰め寄りました。駒井が苦し紛れに田中へ出したパスはカット、清水のカウンターが発動。

この時点でボールよりも自陣側に居たのは宮澤荒野、ボールと同じ位の高さにいたのが駒井と田中。

対して相手はパスカットした選手含め4枚が高い位置に立つカウンターになっていて、その内二人はワイドに開き完全フリーになっている状況でした。

パスカットされたパスの受け手だった田中はホルダーの目の前。背後から相手を手で抱えつつボールにタックルし相手は転倒。ファール&イエローとなりました。

 

このファールはプロフェッショナルファウル、良い判断だったと自分は感じました。状況が悪すぎたので。あそこでホルダーを行かせてしまったらほぼ間違いなく失点してたと思います。

そこまでネガティブなプレーではなく、むしろ田中駿汰の判断力を感じられたプレーだったという印象です。

 

62分の2枚目

ルーカスがマーカーを引き連れながら一瞬のチャンスを生かして上げたクロスは残念ながら相手DFの足元へ。

すぐさまセンターサークル付近にいたFWカルリーニョスへ低弾道のミドルパスが弾みながら飛びました。カルリーニョスには田中が至近距離でマークしている状況。

カルリーニョスはパスをトラップせずに右反転、田中はボールへ向かって足を出すも、ボールは足の届かない場所へコントロールされており届かず、カルリーニョスの足を刈って倒したという結果になってしまいました。

イエロー相当のプレーとして2枚目、退場。荒野達が審判に話に行く中、イエローを提示された時の田中は無表情。仕方ないという心境だったのか、その辺はわかりません。後日談待ち。

人数の状況は、札幌はボールより自陣側に田中含め4人。一方清水の選手は全員がボールより後ろへいる状態でした。プレーが続行していたとしてもカウンター要員となれたのは3人だったろうなという状況です。

 

局面だけを考えれば、このプレーはイエロー覚悟で止める場面ではなかったのでしょうね。カルリーニョスの反転があまりにも鋭く、つい足を出してしまったといったところでしょうか。

 

退場時、落胆のジェスチャーを見せたミシャ

田中の退場が決まったときのミシャの様子をカメラが抜きました。両手を膝につき、背中を倒してうなだれる姿勢。歯を食いしばったかのような表情。

後半開始から投入された田中はきっとミシャが様々な仕事を与えて送り込んだ逆転のキーマンだったんでしょう。実際後半の札幌は前半とは全く違ったサッカーをしていたので。清水を逆に押し込みつつあったので。

試合後のコメントでもやはり田中の退場に言及していましたね。

 

加速度的にたまる経験値

Twitterのタイムラインを見ていても、田中を強く責めるようなツイートはほぼ見つからず。どちらかというと、期待の若手が貴重な経験をしているといったニュアンスの言葉が多かったです。

個人的には(この人かなり早めに海外行きそうだな)なんて思っちゃってますが、ガッツリ成長してそれまでの間だけでも札幌の大黒柱でいてほしいもんです。頑張れ田中駿汰。

 

清水不調の理由

こんなに強気で完成度高いサッカーやってる清水エスパルスがなぜ下位に甘んじているのか。清水の状況を調べてみると、中心選手が離脱していたことがわかりました。

清水の心臓部であり神様ヘナト様的存在のヘナトアウグストは昨シーズンに腕を骨折し、今季6節からようやくスタメン復帰できた状況だったようです。

もうひとり、この試合で右サイドを散々暴れまわったエウシーニョも今季第5節からのスタメン。股関節痛だったそうな。

今日の試合見りゃヘナトアウグストがどれだけ清水に不可欠な存在かはよくわかります。攻守で効きまくり。ドウグラスやルーカスを普通に一対一で止めてましたし、攻撃ではほとんどボールロストせずに前線へ危険なパスを供給。

どうやら札幌はようやく本調子になってきた頃の清水にちょうど当たってしまったんでしょうね。試合後インタビューはヘナト。清水ファンにしてみりゃ大怪我から復帰した大黒柱がゴール決めてインタビューされてるんですから、さぞ涙の出るようなシーンだったことでしょう。

 

こんな日もある

いつもミシャが言うように、点が決まってれば展開は全く違ったものだったはず。そんな不安定なスポーツですから、こんな日もあります。

気になるのは溜まってきているイエローカードの枚数。そして社長がぼやいていた選手たちの疲労度。しばらくは難しい試合が続きそうだなぁと思ってます。おしまい。

今日のひとこと。

良いコーヒーメーカーが欲しいです。

色々調べてみる予定。