ドドの声出しと0トップの今後【2020第29節横浜FM戦】

一週間休んだ後の横浜FM戦。点の入る試合になるだろうとは誰もが予想できるカードでしたが、結果は1-4の負け。前半の早い段階で失点したのがマズかったんだろうなぁと個人的には思ってます。

実況解説がとても良かった

ドドを応援したい

0トップの今後

と3つの話題でテキトーに書いてみます。

下田&岩政の実況解説がとても良かった

この日の実況は下田さん。解説は岩政さん。

Twitterのタイムラインでもこの2人の放送席は大絶賛でした。ちょっと試合中の実況解説思い出します。

試合序盤、札幌の守備はあそこがああでこうなってますね…的に2人でブツブツと分析し始める。監督みたい。

 

「札幌は人が育っていて良いですね」とポロっと話し始めたら、そこから次々と話が繋がりしまいには小柏くんの名前まで出てくる。勉強したってより好きでサッカー見まくって知ってるって感じ。

 

下田さん、チャンスシーンでは情熱型。キャプ翼風味。

 

お茶目。

 

要所要所で優しい岩政解説。

 

ホームのFマリノスの魅力を解説しつつ、随所で札幌の良さにも言及。この後それぞれのチームが勝つにはどうするべきかを語りつつ、チャンスシーンでは絶叫。安心して聴ける放送席でした。

担当者次第でここまで変わる。実況者や解説者ってのは本当に難しい仕事なんだなぁと思っちゃいましたね。技術が露骨に出てしまうんだこれ。世の中の実況解説担当者達に幸あれ。

 

ドドを応援したい

試合後半開始から出てきたドド。かなり効いてたと思うんですがどうでしょう?

とりあえず、これまでのドドと比べてギラギラした感じを受けました。自分がゴール奪ってやる的な。かなり声出してたし。

いつになく声を出すドド。イメージよりもかなり甲高い声でした。

 

ドドとアンロペちゃんの連携はスムーズ。2トップの連携で横浜FMゴールに何度も襲いかかりました。

 

ここが痺れた。左ウイングの金子に一度パスした後、怒鳴るような声でリターンを要求したドド。自分が決める!という気概を感じました。

 

以前、ジェイがドドをストライカーにするとツイートしてましたが、今日のドドはストライカーだったんじゃないかなと思います。パス意識の高さが目立っていたドドがかなり強引にシュートに持ち込もうとしてたので。

まぁでも最後に一点返したときは、横のアンロペちゃんを見つけてパス出せちゃうあたり、やっぱチャンスメイカーの気があるんでしょうね、ドド。

武蔵が旅立った後、ミシャは今のメンバーでできるサッカーを模索しているとのことですが、ドドがストライカーとして成長すればまたミシャに新しい選択肢が生まれるんじゃないでしょうか。応援したいです。

 

0トップの今後

0トップ続けりゃ良いんじゃないかと思います。ミシャ的には手応え感じてるんでしょうし。ああまで言うんだから。

サッカーを語る時って、システム論をジャンケン的に語るのも面白いんですが、もう一つ、そのシステムの「純度」みたいなのを見るのも面白いと思うんです。

一昔前、バルセロナがポゼッション&ハイプレスで世界最強の座にありましたが、あれは別にポゼッションやハイプレスがサッカーとして正しかったから最強になれたわけじゃないと思うんですよ。

バルセロナのポゼッションとハイプレスの純度が極めて高かったからってのが大きいと思うんです。

シメオネが古きよき4-4-2を再定義してものすごく純度の高いゾーンディフェンスを作り上げてバルセロナやレアルマドリーに迫った。あれなんて素晴らしいですよ。

 

話をコンサに戻すと、0トップが悪いのか、それとも純度が不足しているのか、そこは見たいなぁと思うんです。降格のない今年のリーグ戦の中で、0トップの純度が少しずつ研ぎ澄まされていくのを見たいなぁと個人的には思います。

自分みたいな人間は結局Twitterで匿名でワーワーやってるだけの人間ですので、どの戦術を用いて進めるかとか起用がどうだかとかは、現場で戦ってる人達の判断を尊重するのみです。現場が出した仮説がどんな試合を残すのかを気長に眺めます。

サッカーの楽しみ方は人それぞれですが、自分はこんな感じ。ヌルいです。

 

おわりに

自分はファーガソンやアンチェロッティ辺りが海外サッカーでは好きです。つまりは長期政権系の監督が作るサッカーが好き。なので若干情報として目に入り始めたミシャ解任論みたいなのは反対。あと10年ぐらいやってほしいです。長期政権大好き。

 

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