Twitterで天気予報についてぼやいていると、見知らぬアカウントからイイねが来ました。
Kotanというアプリを作っている人達のアカウントでした。
これも何かの縁かと思いApp Storeまでリンク飛んでみると、まぁ変なアプリでもなさそうなので、とりあえずDL。
一通り触ってみたので、アプリのメリット、機能、要望なんかを書いておきます。
Kotanを使って得られるメリット
- 危険箇所を事前に知れる
- 北海道から冬型事故が減るかもしれない
これらがメリットとして期待できること。
新しい道を走るときなんか便利そうです。
知らない道の危険箇所を事前に知れる
- 知らない土地をドライブする
- 普段使わない道を走らなければならない
そんな時に事前にこのアプリを見ておくことで、スリップ多発箇所や人身事故等があった場所がわかります。
アプリを使う人が増えていけば、地元民が知る「いつ事故になってもおかしくないポイント」もわかるようになるかもしれません。
北海道の冬型事故を減らす未来があるかもしれない
アプリの目的は「北海道から冬型事故を減らしたい」とのこと。
製作者は全員北海道出身。
アプリのユーザー達が集めた情報を行政に提供することで、より安全な北海道のインフラ整備を期待する、なんて考えているようです。
実際は色々と意図があって出したアプリなのだと思いますが、この大義名分は共感できます。
Kotanの機能①【過去の事故を参照する】
過去に北海道で起きた事故を視覚的に把握できます。
見てみると事故が起きる箇所は結構決まっていてそれを知れるのは便利。
過去の事故をマップで表示
2019年に起きた北海道内の交通事故をマップで表示してくれます。
グーグルマップにマーカーがあり、そこが交通事故のあった場所です。
死亡事故は赤色のマーカー、ほかは緑マーカー。
マーカーをタップすると事故の詳細を表示
マーカーをタップすると、その事故の日時、負傷者数死者数、概要が表示されます。
方面別、月別で表示される
事故の表示は方面別に分かれています。
例えば縮尺を札幌を選択すると↓
旭川に変えるとこうなる↓
月別表示のシステムになっていて、選んだ月の事故だけが表示されます。
↓は2019年1月の空知方面の事故発生状況。愛する275号線はコンスタントに事故が発生していました…
Kotanの機能②【危険箇所をシェアする】
ユーザーが自分の知る危険箇所をシェアするとアプリを使う人全員がそれを知ることができます。
ユーザーが危険箇所をシェアする
過去の事故の他に、「スポット」というタグがあります。
タップするとこれまたグーグルマップとマーカーが出てくるのですが、こちらのマーカーはユーザーがシェアしたもの。
マーカーをタップするとユーザーからの報告内容へ。
自分の知っている危険箇所をこういう形で報告することができます。
シェアする方法
まずスポットモードにし、地図の右下のアイコンをタップ。
入力画面になるので、場所の名前(自由)、被害のタイプ、概要を入力しておしまい。
シェアされた情報は最終的に行政へ
製作者は、集まった危険箇所情報を最終的に行政に渡す考えのようです。
自分は行政の人間ではないのでこの情報がどこまで影響するかはわかりません。
教育畑の身から言えば、もし各学校にこの情報が来たら保護者にお知らせしたり指導で使えたりするかもなぁと思いました。
Kotanに望むこと
2020年12月下旬にリリースされたアプリなので、まだこれから色々と機能が実装されていくのだと思います。
とりあえず現時点で思ったことを一つ。
年別表示がほしい
月別表示のほかに、2019年の事故を全て表示する機能がほしいです。
月別だと、月によって事故があったりなかったりする道があって、視覚的にその道の危険度がパッと伝わってこないんですよね。
2019年全てにすれば、交通量の少ない道であってもまとまった件数の事故をひと目で見れて、危険度の把握につながるんじゃないかな〜と思いました。
年別でなくとも、11月、12月、1月の3つを選んで表示!なんて形でもいいですね。
感想
兎にも角にも、ユーザーが増えることで初めてほんとうの意味で機能するタイプのアプリだなと思います。
目指すところは悪くないと思うので、しばらく使ってみようと思ってます。
面白半分に画像をTwitterに載せたりしたら、ユーザーが増えるかな?どうかな?
Kotan入手先
↓公式Twitterアカウント
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