臨時教員は色々とメリットがあると自分では思ってるんですが、じゃあ正採用教員のメリットは何ぞや?って通勤中の車の中で考えてました。
ズバリ育児休業。
自分の正採用教員時代の一番の後悔は、育休を取らなかったこと。
素晴らしい福利厚生だと思うんですよね。— タビセン@田舎の臨時教員 (@Tabisen_writer) September 5, 2019
実際教員の育休は得るもの多いですよ。自分は退職して育児してたわけですが、今教員に復帰して思うのは、その育児の経験がもの凄く教育観に影響を与えてるってこと。
そんな経験をある程度収入保障されながらできるんだから、育休は良い制度ですよ。
取っときゃよかったなぁ、育休。
— タビセン@田舎の臨時教員 (@Tabisen_writer) September 5, 2019
正採用教員やってて近々子供が生まれるって人は育児休業を取った方が良いと思いますよ。男性であっても。自分は育児休業取らなかった勢なんですが、今となっては何で育休取らなかったのか後悔してるんです。
北海道の場合、臨時教員と正採用教員にはそこまで待遇の差はありません。じゃあどこに差があるかと考えると、「育児休業」が取れるか否かだと自分は思うんですよね。
正採用教員にしか取れない、圧倒的にメリットだらけの制度です。育休。
育児休業は教員の価値観を育ててくれる
育児って教員としての考え方を思いっきり揺さぶってくれますよ。乳幼児に向き合うのはものすごい労力がいることですし、うまくいかない失敗だらけ。子供を小学生まで育て上げた保護者の方の努力に対し共感と尊敬の心をリアルに鮮明に持つことができます。
何より、目の前に座っている子供たちがそんな多くの大人たちの何千日にも及ぶ苦労と努力と試行錯誤と愛情を注がれ続けた存在だということを再認識することができます。
自分の場合、別な理由で正採用教員を退職して当時1歳だった長女の子育てを生活のメインに据えたんですが、大変でしたよ。いや今も大変ですが。でも教員としての見識は広がりましたし長女との絆的なものも強まった気がするんで貴重な時間だったと思います。
生活費を確保しながら育児に専念できる
退職した自分の場合は当然別のルートから収入を確保しなければなりませんでした。Webライター等やりながらの育児はなかなかハードでした。
育児休業はある程度のお金を受け取りながら育児に専念できる制度ですから、もう良いこと尽くしですよ。確か給与額の8割ぐらいが出るんだったかな?
育休経験者が管理職になったらきっと素敵な教頭校長になるんでしょうね。多分そんな時代が来るのはそう遠い話じゃない気がします。
コメント