TEACHER

小学校の卒業式は練習ゼロ時間でいいと思う

卒業式に対して思っていた違和感について。

自分の考える理想の卒業式について。

自分が親になってみて改めて考えた卒業式の存在意義について。

主観で語ります。

立食パーティー系の卒業式でいいよ。練習0時間

テーブルにオードブルがたっぷり乗っかった会場。

そこに卒業生に登場してもらいます。

場にいるのは卒業生、保護者、教員。それだけ。

在校生はいません。偉い人もいません。

 

乾杯して一通りパーティー楽しんで、

終盤に担任と校長からそれぞれスピーチしてもらう。

卒業生有志の出し物かスピーチがあってもいいかもしれない。

最後は卒業生と保護者の方に一緒に退場してもらい、

教員はそれを拍手する。

 

これだと練習0時間。

こんな感じでいいと思うんですよね。卒業式って。

 

現在の小学校の卒業式。やらせる側も苦痛でしかなかった

自分は過去に12年小学校教員を務めました。

6年生担任として子どもたちを送り出したのは2回。

どちらも苦痛でした。

 

卒業生を受け持ち送り出す、それ自体はもちろん幸せな仕事ですよ?

苦痛だったのは、たかだか卒業式のために何時間も何時間も練習を重ねたことです。

ただただ子どもたちに申し訳なかった。

 

礼儀作法がどうのこうので何度もペコペコおじぎに起立にを繰り返させられる卒業生。

一糸乱れぬ動きを求められ、何人もの大人達の長い話をじっと黙って聞き続けなければならない在校生達。

在校生なんて1年生もいますからね。

正しい座り方だの起立のタイミングだの、1年生に求めてどうするんだろう?って思っていました。

 

卒業式の計画案を見ると、なんか色々目的が書いてあるんですよ。

おごそかな雰囲気の中で未来への決意を…

進級することの意義をかみしめ先輩への感謝を…

式典への参加を通し集団行動や礼節の大切さを…

 

どうでもいいですね。

授業でやればいいんですよ、そんなの。

そもそもそれらがどれほど必要なものなのかも微妙ですし。

 

誰のための卒業式?卒業生とその保護者のため

卒業式ってなんのためにやるんでしょうか?

 

卒業生のためです。

卒業生の保護者のためです。

 

卒業生にとっては6年間やりきった、6年間を振り返る、そんな時間であればいいと思います。

卒業生の保護者にとっては、これまで12年間我が子を育てあげた苦労と努力を他の同学年保護者、教員といった面々と分かち合い称え合う。そういう場であるべきです。

 

子どもたちはパーティー形式で「あんなこと」「こんなこと」を笑いながら語り合えばいい。

その姿を見ながら、保護者たちは12年間の苦労を一つ一つ思い返し涙するなり笑うなりすればいい。

教員はそんな親子それぞれの節目の場を黒子として運営すればいい。

 

偉い人のための卒業式じゃないんです。

在校生のための卒業式でもないんです。

もちろん学校の面子のための卒業式でもない。

 

卒業生と保護者がそれぞれ歩いた道を振り返る。ただそれだけの場だと思うんです。

 

 

自分の娘はいま2歳。この子が卒業するときは、緊張感の中で黙っている我が子を見るよりも、友人と笑いながら思い出話を楽しむ我が子を見たいなぁ。

そんな姿を見て、嫁と二人で「いやーようやくここまで来たんだねぇ」なんて涙したいもんです。

ワイワイガヤガヤすることが許された、ゆるーい場で。

 

10年後か。

どうなるんでしょうね。

小学校教育は結構な過渡期にあると思います。

逃げた自分が言えた話じゃないかもですが、次の10年は色々変わってくんだろうなぁと思ってます。

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