巷に溢れるSEOノウハウに比べれば屁みたいな内容ですが、
雑記ブロガーとして肩の力抜いてちょっとだけSEO意識したいなーなんて人にはちょうどいいSEO対策を紹介します。
まずはSEO気にせず普通に記事書きましょ
雑記ブロガーですから、とりあえずその日の体験や思考からなんか記事書きましょう。
この時点では特にSEO気にする必要もないです。
H2タグ、H3タグ(はてなで言う大見出し中見出しですね)はもちろん使うんですが、
それも読者が疲れずに文章読めるような配慮として使う感じでいいです。
タイトルはジャンルに関するワードでも適当に入れつつも、まずは記事の内容をわかりやすく伝えるタイトルにすることを目指しましょう。
書いた記事は何ヶ月か寝かせる
書いて投稿した記事は何ヶ月かほっときます。
ツイッターなどSNSやってる人は投稿した後にSNSで記事の拡散しとくと早めに読んでもらえて楽しいですね。
この記事は後から色々と手を加えていくわけですが、何の手も加わっていない真っさらな自分の文章を読んでもらっているこの時期が自分は一番好きだったり。
ちなみに寝かせる期間ですが、自分のこのブログの場合は大体3ヶ月もすると本格的な検索流入が十分に起こっています。
実際は記事のトレンド性や検索ボリュームによってその期間は短かったり長かったりするとは思いますが。
もう一つ運営してる特化ブログの方なんて入れて数日でめっちゃ流入始まってますし。
サーチコンソールを使ったSEO対策のやり方
さぁSEO対策スタートです
記事を数週間寝かせたら、いよいよその記事に修正を加えていきます。
手順は次の通り。
- サーチコンソールで記事が拾ってるクエリを把握する
- 狙い目のクエリで検索してみる
- 検索1ページ目の記事に使われているHタグを把握する
- 自分の記事のタイトルとHタグに狙うクエリ反映
- 必要に応じて新しい見出し&本文を加筆
って流れです。
①サーチコンソールで記事が拾ったクエリを把握する
サーチコンソールでその記事がどんなクエリで流入されているかを見てみます。
サチコの使い方はググればいくらでも出てくるんで必要であれば調べてください。
狙い目のクエリは次の3つです。
表示数の多いクエリ
順位上げると一気に流入が増えますよ
順位が11位〜30位ぐらいのクエリ
もう少しで1ページ目に載れそうなクエリです。
1ページ目に来ると世界が変わります
順位が高く表示も多いのにクリックが少ないクエリ
タイトルかディスクリプションいじれば一気に改善します
こんな感じで狙うクエリが決まったら、さっそく自分の記事に反映させていきます。
②狙ったクエリで検索してみる
狙うクエリが決まったら、そのクエリをGoogleに突っ込んで検索してみましょう。
で、1ページ目に表示されてる記事たちを見ます。
その記事たちは、そのクエリで検索した人が内容に満足している記事だと思ってください。
それらの記事を見れば、読者がそのクエリで検索して知りたかったことが何なのか、何となくわかっちゃうんですよ。
③1ページ目の記事のHタグを把握する
というわけで、1ページ目の記事を全部読んでみましょう。
じっくり文章読んでもいいんですが、それだとめんどいのでHタグだけ片っ端から見ていきます。
1ページ目記事で使われているHタグ情報は、ガチでやる人はExcelなんかにメモっといてもいいぐらい重要です。
もう何というか、この作業している間に自分の記事にどんな修正すればいいか何となく理解できてきますよ。
④自分の記事のタイトルとHタグに狙うクエリを反映
いよいよ自分の記事を料理していきます。リライトって言われてるやつです。
まずは①で決めた「狙うクエリ」を自分の記事のタイトルとHタグに反映させます。
タイトルはわざとらしくならない程度にねじ込んでください。
Hタグは、狙うクエリを入れれそうな所に入れてく感じです。無理はしなくていいですよ。
⑤新しい見出しと本文を加筆
③で見つけてきた1ページ目記事達のHタグも反映させます。
1ページ目の多くの記事で扱っている内容を自分の記事が扱っていなかったなんて場合があったら、その内容を自分の記事にも書き加えちゃいましょう。
新しくHタグを起こし、内容を自分の言葉で書いていきます。
修正おしまい。再びサチコでフェッチして放置
記事の修正(リライト)が終わったら、もう一回サチコでフェッチして放置します。
フェッチとはFetch as Googleというサチコの機能。これ使うとGoogleのボットが記事を見にきてくれます。
タイトルとタグをあれこれ変えたんで、Googleボットに早めに見てもらおうというわけですね。
フェッチが終わったら放置。
新しく生まれ変わった記事が多くの人に読まれることを期待して寝ときましょう。
SEO対策をやって初めて真価を発揮する雑記ブログの強み
SEO対策はイタチごっこ
今紹介したSEO対策って、要は他の人気記事が扱っている内容を自分の記事にもコーナー作って扱ってしまおうというものです。
これって自分の記事が上に行ったら絶対他の人も同じことやってきますよね。
リライト合戦、永遠に続くSEOイタチごっこです。
勝負を分けるのはオリジナルコンテンツの存在
そのクエリに対する答えは一通り網羅した。
それでとりあえず1ページ目で戦う権利ぐらいはもらえるわけですが、じゃあSEO勝負を決めるものとは何か?
オリジナルコンテンツです。
他のページに書かれていなく、なおかつクエリが求める回答としてふさわしいコンテンツが記事の中に入っていれば、その記事は他の記事達に対して優位に立つことができます。
雑記の記事は元はと言えば個人の体験。強烈なオリジナルコンテンツです
半分日記みたいな体験記事を毎晩書いている雑記ブロガー。
こういった記事ってのはいわばオリジナルコンテンツの宝庫です。
もちろんガチアフィサイトやお役立ち専門ブログによる徹底した情報網羅の相手になるわけもなく2ページ目3ページ目に落ちていってしまう雑記ブログの記事ですが、オリジナルコンテンツとしての魅力では負けていないんですよ。
だったら。
自分の体験から生み出したオリジナルコンテンツはそのままに、網羅性だけ高めちゃえばいいんです。
網羅性を高めてガチアフィサイトやお役立ち専門ブログのひしめく土俵に左足の小指一本でもいいんで立ってみると、いよいよ自分のもつオリジナルコンテンツが輝き始めるんですよ。たぶん。
雑記ブロガーの体験記事はリライトされない
個人を前面に出した体験談や思想自分語りといったものは、他のアフィブログたちがリライトしにくいんです。
そりゃそうだ。
例えばどっかのデブ雑記ブロガー(120kg級)がH2タグ一つ使って「120kgの筆者がデブ目線でカツラーメンを食レポ!」なんて体験談書いてたら、誰もそんなのリライトできませんよ。
網羅性を手に入れたハイブリッド雑記記事って案外アフィリエイト殴り合いコロシアムの隙間を縫ってゴニョゴニョやれちゃうもんなんです。時々ね。
雑記なりの最低限のSEO対策をやってみよう
キーワードは「網羅性」。
毎日更新系体験雑記ブログの記事に最も足りないものです。
その網羅性を高めてあげることで、雑記がもつ「個人の体験」という強みを200%発揮できるようになります。
せっかく書いた記事なんですから、できる対策はやって多くの人に読んでもらいましょう。
何とも単純なSEO対策ですが、慣れるとサクサクやれますし効果も結構ありますよ。
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