教育時事・思想

横行するやりがい搾取。賃金や待遇を精神論でごまかす考え方


やりがいを根拠に努力させようとするのはもうやめてほしいですね。

やりがい搾取という言葉が流行っています。労働の対価を賃金ではなくやりがいで済ませようとする職場に対する皮肉です。

教員なんかはやりがい搾取の代表例でしょう。間違いなく。

 

教員は早出しようが残業しようが賃金は変わらないんです。だったら定時の範囲でできる仕事量をこなして定時で帰るべきなんです。

なのに実際は酷いもので。

「◯◯先生は1時間も前から学校に来て準備をしているんだ!お前たちはどうなんだ!」

これですよ。

勤務時間を全く考えないこの発言は、教員の熱意だとか使命感なんかを根拠に口に出されています。

「子ども達のためだから!」

と言われると教員は動くしか無いんですよね。
だってそれで反対なんてしたらまるで人でなしのクズみたいじゃないですか。
教員がそんなんでいいのか?なんて言われちゃいます。

 

だからこそ。
勤務時間を守る雰囲気を作るのは管理職の大切な仕事なんです。
やりがいを根拠に勤務時間を無視した発言するなんて言語道断なんですよ。

「若手教員からやる気を感じられない」という管理職の投書に思うこと

 

もちろん教員やってりゃやりがいは感じますよ。

目の前の子どもや保護者の方々に信頼され必要とされる感覚は本当に心温まるものがあります。

でもね、違うんです。

賃金0円になってもやりがいだけで働き続けますか?
家庭を顧みずに家族を不幸にしてまでやりがいだけで働き続けますか?

そういう話です。

 

やりがいと待遇は別の話。

やりがいは強制されるものではなく自分の中から自然発生するもの。

冒頭のツイートにあった通り、オリンピックのボランティアが集まらないことを管理側がやりがいの押し付けで片付けちゃいけないんです。

最近教員のなり手不足が社会問題になっています。それをやりがいを伝えるだなんてふざけた手段で解決できると思っちゃいけないんです。

臨時教員が足りないというニュースの感想。本当に考えるべき原因は?

 

あと何年ぐらいしたらこのふざけた考え方って無くなるんでしょうね。

勤務時間の尊重、適切な賃金、パワハラの根絶。

労働問題に対する答えは出ているというのに、何故すぐ精神論にもっていくのかがわかりません。

 

教員の仕事が辛い時の考え方

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